ありがとうございます。
山波のさらに向こうから遠音がさす笛の音に一瞬に涙あふれました。誰が吹いている笛なのか山々に響く笛の音と詩をいにしへへと辿るように、おききしました。一音の感動からはじまりました。海風におされ身体が前に前に動いてしまうように、ピアノの音と同時に詩が次々に詠まれていき、ものすごかったです。若光王様があらわれる時もマスクをおおわないとならないほど胸の奥が動き涙がふきでました。地球圏外から、湖の底、これ以上清い水はない水、国のはじまり、生命のはじまりこの上ない光、閃光、さえぎることない空間に対流しつづける、そして、お父様のクラリネット。また涙があふれました。世界中の人と、大自然の生命みんなと、迎賓館からの高句麗伝説を経験させていただき、本当に、本当に、ありがとうございます。