ありがとうございます。
映像と共にある命がけの愛の詩。
男の方も女の方も、愛おしい人のために戦い国を守り生きてこられた、命の叫びを経験させていただいていました。男の方女の方の悲しみの癒されていく時の流れは、戦い抜いて生き抜いて子孫に繋げてくれた自分の生命の鼓動でもありました。一瞬にして全身が燃えるように熱くなったり、座る姿勢が変わっていく音と詩に自分の身の置き用がわからず、ただただ舞台のいだきしん先生、高麗恵子さんの輝きをたよりに待ち望んだ一音、出会いたくて待ち望んだ、高麗さんの地での詩を一音も一言もつれづれなる魂の代表として経験させていただきました。笙のはじまりは古から今の出会いを待ち望みずっと空間には流れてきたやさしい音でした。愛おしくてやまないその音を頼りに生きて続いてきた生命の繋がりは自分の生命に埋もれてきた生命の声との出会いであり、解放されて、詩の通りに動かぬものが動いていくのでした。
山や岩。高麗さんの詩に謳われる御言葉通りに自分はその場所場所に立っていました。紀元前。。年。。中国大陸。。。
馬に乗り戦う風を受け砂埃まで舞っているようでした。
ほんとうに風で吹き飛ばされるので、途中ヒールを脱いで足を地面につけました。
内面にある戦いの悲しみがやさしさに出会えた安堵の舞台に、ジェンダー問題、「死」について、価値観は一変致しました。戦いの風と光に舞う美しい一枚一枚の光の輝きが交差する生命の変換は人生を創造していく源にも辿りついていく希望を経験させていただきます。未来へ未来へ向かう道を開いてくださり、生き延びていく力をいただいたようです。
壮絶な人生があったんだと自分だけではない過去を受け入れています。
高麗さんたおやかな「美」いだき先生のしなやかさ。
壮絶な戦いの中に見た美しさでした。
ロビーに出ますと、爽やかで清々しい緑の香りがしていました。10月1日の三鷹市公会堂 光のホールでの「高句麗伝説」のパンフレットでした。緑いっぱい広がる空間は新しい大地に生まれ変わっている感動との出会いでした。
高麗さんの撮影された御写真に、いだき先生が、高麗さんが全部ご寄付も集めて、プロデユースもされて、この人がボスです。と仰られた歴史的なシーンが浮かびました。一回一回のコンサートによって、歴史を変えてきてくれていたんだと、真実を見ました。
好太王様のタペストリー 恵の子のタペストリーを記念に撮影させていただきました。
いだきしん先生の作られた器に浮き上がる「恵」
高麗さんの纒われる竹のお衣裳に広がる空気。
お父様お母様お兄様。
えりかちゃんの存在全てに感謝いたします。
高句麗の歴史の紐とかれていきます。白いコーヒーいただいてはじまりました。
まことにありがとうございます。
梅本佳代