『銀河鉄道からの「愛」』
母の生まれ故郷は青森のむつなので、子供の頃から上野の発の夜行列車にのって北へむかっていましたが、高麗恵子さんが岩手県にNPO高麗の拠点を建ててくださって、毎月岩手県に身を運ぶようになりました。むつよりも大好きな地となりました。この地点から世界中に響きわたる、いだきしん先生の音を経験できる恵を、よくわかり身につけ、新たに生きて生きて、生きていきたいばかりです。5月の迎賓館コンサートのとき、ライブ配信でおききしながら、野外での作業をしていた時、音が生まれた瞬間、風がかわり、一斉に空間が動いているのをわかった時、ずっと泣きながら作業をし、全部同時に動かせる音と経験しました。
今朝、宿から一歩外へでると、空も山々も花も草も風も光も、みんな昨日とちがっていて、涙あふれ歩いています。
コンサートのある瞬間、宇宙に打ち上げられたロケットが切り離されて、ひとつの空間のエリアを突破した音をききました。身体は燃えつき、外側がありません。とてつもない盛岡から全世界へのコンサートをありがとうございました。
目にみえるピントにあわせ、『銀河鉄道からの「愛」』を見失って一生懸命歩いてもダメなことをはっきり自覚します。
高麗恵子さんが先へ先へ決めてくださる日程のあまりに尊い一回一回のコンサートです。6月23日へ向かいます。
ありがとうございます。