「魂」を感じながら
ヨウコウ(桜)
3月14日午後、京都、御池通の一角にみごとな赤い花を見つけ、思わず近寄る
はじめ紅梅だろうと思うも、樹に案内札があって、それが桜の一品種だと知った
戦死者の冥福を祈り、戦後、愛媛の人によって交雑された栽培品種なのだそうだ
ソメイヨシノより早く咲き、花は鮮やかなピンクの一重の大輪で、重厚な感じだ
確かな春を確認したうれしさと、そこに優しい魂の輝きを見た喜びを強く感じた
「ソウル・コウチング・カード」というのを見つけてきて、ときどき「啓示」を楽しむ
魂があなたに知らせたいこと―各カードに説明があって、そのメッセージに耳を傾ける
今日は、「真実」(Truth)と「輝き」(Radiance)と「リーダーシップ」、を引き当てる
自分の真実を生き、神の光を反映し、愛を放射する灯台たれ、と魂が教えてくれている
今までは魂は霊魂であり、何か禍々しく、深遠すぎて、遠い存在でしかなかったのだが
春の陽光の中、そして賢人の講座で、「魂」と出会い、楽しい心が育っていく
すれ違う人の背中に、若者の笑い声に、街路樹の花に、家々の壁や屋根にも
ちょっとした山歩きのとき、木々の枝の網の向こうの青空にも、風の音にも
森羅万象に光るものがあり、「魂」の輝きがあり、わたしはすべてを受容する
そして、素直に自分を認め、自分ならではの言葉を使い、語りたくなるのだ