「高句麗伝説」へ

府中の森でのコンサートの帰り道に、甲州街道でふと気づくと信号で高麗さんの御車と隣合わせで、満面の笑みで手を振って下さいました。驚喜した胸の動きと、その輝く笑顔が心に在り続けています。
高麗さんのビデオ講演会を聞かせて頂き、先生、高麗さんにお会いできること、当たり前ではなく、一回一回、瞬間瞬間がどれほどかけがえない事か、深く感じます。このたび祖母がなくなり実家のある群馬に行き、たくさんの先祖の魂、深い願いと助けによりお会いできているのだとあらためて受けとめました。

三鷹公会堂での、応用コースをまことにありがとうございます。先生の「探究」のお話、そして「原初」と仰ったことは、今はただ凄いとより言葉をなくします。白川先生が見つけられた、さいしょの漢字、神の器　さい　のお話からはじまり、人間のもとを探究され、こたえをみつけられ、「原初」と出会えるようあらわして下さっていることをお聞きし、あまりに途轍もないことに心震えました。先生のお働きを生命がわかっているように、自分の頭もここからスタートし、考え動き始めます。

五女山、高句麗の地のお話をしてくださると、行ったことはないのにその地の風に吹かれているようです。子どもの時からずっと胸の奥に、帰りたいと切望する気持ちがありました。
先祖やたくさんの魂ともに「高句麗伝説」へと、心すまし向かっていきます。
ありがとうございます。
天田敬子