「願いは言葉に出せばいい!」
「実際注意を集めて願いを籠めれば、どんな願いでもかなうのです。」——整体を創始された野口晴哉師の言葉だ。「願い事がなくなれば死ぬ。新しい欲求が生じないものは腰が抜けている。」新しい欲求で、子どもたちの目が輝けば、生き生きした活発な生活が送れると。そして、「願い事は言葉に出せばいい、それを紙に書いておけばもっといい」(さらに、七夕の短冊のように、空気をゆすぶってやればいいのです。)と具体的だ。
早速、やってきた小学校4年生に、「今の願い事を書き出してみよう!」と白紙を渡す。すると、はじめは、「なにもない。」と言っていたのだが、辛抱強く誘導すると、「①ディズニーランドへ行きたい。②チョコレートが食べたい。③アイスをいっぱい食べたい。④プールへ行きたい。⑤水族館に行きたい。⑥友だちといっぱい遊びたい。」などと出て来る。そして、この中でいちばんお願いは?と問い、「金曜日に友だちと水族館に行きます!」と表現を変えさせる。「たい」を断定にしたのだ。――すると、その子の眼がキラキラ輝き、とても饒舌になったので良かった。子どもが一生懸命語れば、こっちまでワクワクする。
昨日からいいことづくしだ。古く故障していた風呂釜が新しくなった。PCとプリンターの接続やオンライン機能が回復した。そして、今朝、「言の葉のサロン」の人たちからの心温まる手紙と引っ越し祝いが届いたのだ。どんなことがあれ、どんな状況に追い込まれようと、「国語塾活動」を展開させていく、というわたしの願いがまた前進した。