「真」求める人間の人生
「こうやって人間は人間であることを取り戻し、ある時、新しい人間として生まれ変わり人類の未来を創る道を歩み出す・・・」、どこかでわかってるように感じていたことではありましたが、わたしにはこれまでは曖昧だった箇所も高麗さんの詩によってくっきりと実線が引かれ、高句麗伝説がより深く理解できました。ありがとうございます。開演中は一瞬のまばたきさえ勿体ないほどに瞬間瞬間に凝縮された表現に全身集中しました。「心で見、魂で聞く」状態でした。
歴史の大ロマン高句麗伝説は「今、この時」の連続による人間性の回復、大転換というプロセスで不要な過去が無くなり、未来が今にある存在、「新たな人間」の誕生へと変わる現実を表現されているものと捉えます。まさに今、Great Turning Point を経験していると感じます。そして40数年前に起こった孤高の Great Turning Point がはじまりだったことに心より感謝致します。「世界を変える」ことをずっとされてきた いだきしん先生が「これからどのように世界を変えようとされているか」と疑問を持つことが如何に的外れだったかもよくわかりました。ずっとされてきたことでした。
アナログシンセサイザー、大地を根底から揺るがす大太鼓からギター、クラリネット・・・、と様々な音色が高麗さんの詩と空間で交わる様はこの地球で、宇宙で多様な存在が繋がり、その繋がりの一つの存在として「人間」があり自分もあることを経験させていただいています。熊本のST活動の頃からの先生のメッセージが一つ一つしっかりと読めるようになり理解は一挙に深まります。「体内環境の変容が人生全般に本質的に重要な働きがあること」をあらゆる手段を駆使して伝え続けていただきありがとうございます。