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「発掘調査」


「全生命圏で生きる」ことも今年の目標でありますが、たまたまテレビで日本各地の巨木を映していました。一千年を越える樹には苔やシダ、目には見えない色々な菌はもちろん、昆虫、鳥などあらゆる生き物が集まってきます。その樹には95歳のおばあさんも通って来ていました。なんと、ご自分で車を運転して1時間かけて樹に会いに来るのです。樹から生きる元気をもらうそうです。取材スタッフが彼女の運転する車に同乗して取材を受けながらの運転ですが、テキパキした運転に頭が下がります。こうじゃないと、と感動する95歳です。私たちは巨木に会いに行かなくても、先生のコンサートに行けば大宇宙を創造した存在と出会い、体がどんどん変化して新生し会場を後にすることができます。先生にお会いすると、それだけで体が軽く思考停止状態から一気に前に動き出します。ありがとうございます。

高麗さんとの会話は何気ないことであっても歴史的です。奈良からの帰り道、一般道を走っても1時間15分くらいで大津まで帰って来れますが、高麗さんは高速道路で2時間以上かかって大阪の方までまるで呼ばれる様に帰って来られたとのお話から、道が好き地図が好きな私は調べてみました。ある市を調べていたら縄文時代、弥生時代、古墳時代という大阪の地形図が掲載されていました。縄文、弥生時代の現在の大阪市のあるところは河内湾という海でした。時代が進むにつれ。大阪湾と河内湾の出入り口は塞がって、河内干潟の様になっていきますが淀川と大和川の河口であり、水上交通の要であった地域であることがわかります。現在の藤井寺、八尾市など古墳時代には大陸から人、物の集まる都市であったのでしょう。西名阪、近畿自動車道が建設された場所には多くの古墳が出土している様で、やはり表に出て来れない多くの魂が高麗さんを呼んでいたと感じます。今の大阪市のほとんどは海だったことを考えると地盤は脆弱で地震が来たら大変と感じました。高句麗所縁の地での「高句麗伝説」開催は、これから起こるであろう事を予知して、仮に何が起こっても被害を最少にしている事業と考えます。今年は、いだきの活動が国家救済事業である認識を明確に持って、毎日を過ごし通俗時間を無くしていきます。

先生、高麗さん、ありがとうございます。

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東京高麗屋にて
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高麗屋スペシャル 
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京都コンサートホール大ホールにて