「田舎の牧師」の不思議

本日もヴォイス対談をありがとうございます。いだきしん先生が何度もおっしゃった木造町に東京から来られた牧師が「田舎の牧師」になっていくという微妙なニュアンスのところがとても印象深く面白かったです。その教会で田舎にはない不思議な考え方を学び、先生の活動的精神が身についていったとのお話も教会での様々な出会いがまさに見える様に伝わり、じっと聞き入りました。ハンナ・アーレントさんの活動を成す労働、制作、行為という3つの要素では整理できないことがあると最初に仰った意味もじわじわと伝わってきて、書き言葉ではイメージが湧きにくい日本独特の細やかで繊細なニュアンスが高麗さんとの対談でとても身近に感じられました。 今日のお話はあまりお聞きしてこなかった事が多く、先生が高校生時代から独自の探究心で活動的精神を身につけられた背景を知ることによって、死なない頭、先を創り続ける生き方への理解がさらに深まりました。今日もありがとうございます。