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「本当の自分」?


今朝も、醜い「本当の自分」に絡む嫌な夢を見てしまった。他者のようにふるまえず、さりとて自分に自信も持てず、恥さらしな仕儀に陥る内容だった。ちょうど平野啓一郎の『私といは何か』という“分人主義”を提唱する本を読んでいたから、自分の真の姿なんかに苦しむこともないとも思うのだが……。かれは、首尾一貫した「本当の自分」というのは実に始末の悪いしろもので、それは、キリスト教徒と論理学の産物にほかならず、複数の人格に足場を多く方が無理がないという。すなわち、「分人はすべて「本当の自分」である」のだとも。
イダキシン先生は、時々“百魂”ということを口にされる。青森の言葉らしいが、それは「分人主義」に近いものだろうか。また一般に、人はいろいろな顔を持つ、ともいわれる。じゃあ、「本当の自分」って存在するのかと混乱が始まる。
もし、「分人主義」が通るなら、事件の真犯人なんか問えなくなる。山上徹也の罪も問えない。『カラマーゾフの兄弟』も、誰が父親を殺したか、探求できない。三兄弟とも犯人かも。いや、「本当の自分」なんて存在しない方が、最近の科学の進歩に適しているようにも思うのだが。DNAの解析でも二割しか、真実に至らないとも聞けば、いったい「本当の自分」なんてわからない方が真実かも。
それでも、かけがえのない自分を大切にし、その自分ならではの光を発して、世の中を明るくしていきたいもの。他者のそれと交流することこそが「愛」だとも思う。あらためて、自分の存在を問いたい。

(いつも「応用講座」などがある手前が、一番苦しい。精神的にも肉体的にも限界状態に。それでも、講座に行けば、コンサートに参加すれば、言葉を超えた啓示が得られ、体が解放される。だから、頑張って「書く」ことにした。)

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