「心の叫び」
第一部より、そこまで激しい演奏ではないのですが、私には、畳み掛けるように慟哭の、叫び泣く方々が想像されてしまい、この地に生きた方々の言うに言われない屈辱と底しれない悲しみとが偲ばれ、胸に沁み広がりました。「魂」という言葉にすべての真実があり、慟哭により全てがあらわれ、何にも曇らせない美しい「魂」が光放っていると想われます。また「能力」を隠し、そのうちに無いようにしてしまった歴史も偲ばれ、豊かな感性が育つ地には豊かな暮らしがかつてあり、今も本当はもっと優秀な方々であるはずと感じてなりませんでした。能力を潰され偽りを強いられ、さぞや無念かとも感じました。しかし昨夜で蓋が開いたと思われ、またどんどん溢れ出てくるかもわかりませんが、これから大きく変わる兆しが思われ、この地の若い方々に本当の意味で希望が灯りますようにと祈ります。来月はこの地にて「高句麗伝説」もあります。大地轟くほどに変わっていくことを想像し、また自分も励みたいとあります。
ありがとうございます。
田嶋利江子