「存在」

京都での久しぶりの応用コース、そしていだきはじまりの日、真にあらたな始まりの京都コンサートをありがとうございます。
京都事務所でのビデオ講演会、高麗さんの涙ながらのお話に胸動きながら、聴かせて頂きました。
両日ライブ中継で参加させて頂きましたが、先生のお話、ピアノの音が心にしみて身にしみて有り難く、深くから感謝こみ上げます。
先生が入院中のたいへんな状況からご自身の意志で決め、やることはやり対立もなく、抜け出し講座コンサートに向かってこられたこと、そして完治とは、、、揺るぎなくどこにもない生き方を示して下さり、ただ頭が下がり言葉をなくします。いろいろ問題はあっても、忘れもせず逃げることもなく、ありながら向かっていくのが「存在」と伝えて下さり、アントレに続いてこれから生きていく力を頂きました。
コンサートの前からなにか不思議な、空間ととけあうような感覚がありました。登場された先生のお姿に胸がいっぱいになり、パイプオルガンの音、大きなはるかな存在にいだかれ、今いのちあること、導かれ生かされてる今に感謝と涙あふれました。
二部は素晴らしい音を聴きながらも、仕事やスケジュールのことが頭に浮かび、頭をとられ今ここに集中できない、ひとつになれない感じが浮き彫りになって焦りました。が、ただひたすらじっと全身で音を聴いていると、愛につつまれとけあい、内からも喜び生まれ大きく変わりました。
あらたなはじまりを、まことにありがとうございます。
天田敬子