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「全い」の読み方


「全い」ってどう読むのだろうか。「全い」白いコーヒーって、どんなものだろう。ふつうには、「まったし」で、「すべてそろっていて不足のないさま」を意味する。また「またい」という語も中世の狂言に出てくる。「のっとまたい人ぢゃ」、正直じゃ、律儀な人くらいの意味、「まったい」なのだろうか、「またい」なのか。--読み方が分からないくらい遠い位置にいるようで気が気でない。
青森の知人は、24日からの関西行で、いだきのコーヒーの即売会を企画しているとのこと。関西在住の自分がそういうことをしないでいるのが気が引ける。
先日、秋田の知人が送ってくれたリンゴはとてもおいしかったのだが、そのリンゴ畑の維持管理をめぐって、骨抜きの争いがあったことも知っているので、これまた気が気でない。その人はすっかり落ち込んでいるとか。で、今日先生のCD(コーヒーについてきた今年1月のコンサートの分)を送って、「これを聴けば、きっと内面がきれいになります。」と添える。
ただ、こんな「情」や、「優しさ」ではだめなのかもしれないとも思ってしまう。しかし、ちょっとした用件を頼んだ用務員さんに、心ばかりのお礼と思って、ティーバッグのアンドロメダ・コーヒーをあげたら、後日、えらく喜ばれた。なんでも、大阪のリーガロイヤルホテルでも、売っていたらしい。それで感心したのならちょっと違うけれど、まあ少しでも「いだき」に近づけられたかと自己満足している。--しかし、「全い」の読み方が分からない。

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