「何がわかったか」、先生の問いから。

コナトゥスは2,500年に渡って多くの哲学者のテーマとされてきたので、原義の衝動や性向、努力ではなくてスピノザがいう「存在し自ら高めようとする人間の本質の力」とメッセージを読んでいるときはわかった(つもり)だったのが、書き込みをしている間にいつの間にか神話と繋げて書くことによって「自分なり」の解釈に陥ってしまっていました。

アントレプレヌールサロンでの私の質問に対していだきしん先生が教えてくださったことで「わかりました」と言いましたが、すかさず先生から「何がわかったか」を問われ、即座に答えはしたもののその答えは「よくいるオヤジと一緒」とご指摘いただきました。「何がオヤジか？」、を考え、講座のお話に集中しましたが、会場では答えは出ませんでした。しかし、アントレプレヌールサロンでの先生との対話から内面で起こる気づきはみるみる広がりました。

そして、昨日。一日の多くの豊かな経験と思索の状態はまさに「コナトゥス」と気づき、会場で発したもう一つの質問、「精神、魂は歳と共に成長してこそ精神、魂によってわかる」ということの答えが身の内側から湧いてきて、まさに温泉が湧き出すような「源泉」を感じました。オヤジから抜け出し、いだきしん先生との繋がりの中で自分自身で歩き出す「内面への旅」を経験する道程だったと気づきます。いつも尊い経験の場をありがとうございます。