「人間」
2021.11.1「高句麗伝説」を開催いただき、まことにありがとうございます。真っ直ぐの黒髪に紅い糸、シルバーの髪飾り、お着物の紅と黒…微笑み。高麗恵子さんが舞台にあらわれた瞬間、自分のなかかに続くすべての民が、「おぉーっ!」と顔を上げ、晴れやかな一人一人の姿と歓声を体感し、はじまりました。「高麗恵子」さんにあえたなら、際限なくひろーい世界があり、永遠を生きている「人間」であることが、身体のなか全部で感じられ、会えば皆んなわかる。会っていただけるように、自分がなっていくようにはたらけばいいとわかりました。音空間は、とてつもなくすごく、音楽を習ったこと全てが壊れました。山々のさらにむこう遠音より届く高麗笛。いのちにしみ、深く、遠く、はるかはるかとほくの世界に、どんなにほそい線であっても、通じていた流れに感謝いたします。壮大な「歴史の大ロマン」の今にスポットがあたり、真にはじまりをありがとうございます。