「一に」
府中の森芸術劇場でのコンサート開催をありがとうございます。
「一に」とメッセージをおききして、はじまった一部。音をきいていると、かなしくて、かなしくて、何でかなしいのかわからないのに涙がおちていきました。時間の長さも何の音かももうわからないほどです。二部に、「一に 愛」をおききしていると、かなしみも、どこまでも繊細で透明な空へ吸収されるようにとけて大きなひとつの世界にとけていきました。自分の形はないのに、最も自分がいるように感じ、また涙がポタポタおちました。新しい真空の空間に新しい生命が発生し、新しくはじまっていく感覚の目醒めのようでした。一部とは違う涙です。今、生きていること感謝でいっぱいです。
いだきしん先生、高麗恵子さん ありがとうございます。