「ヤルガッチャフェ」効果
この暑さの中、学校から学校への移動が一番疲れる。年齢のせいか、いつも「熱中症」一歩手間で、フラフラしている。(それでも授業したり、文章指導したりの仕事は苦にならない。働き甲斐を感じて、疲れないのだ。)それで、いつも水とコーヒーをポットに入れて携帯しているのであるが、このところ、スーパーで買ってきたレギュラーコーヒーばかりで済ませていた。アイスにしてがぶがぶ飲むのに贅沢はできないと思って。ところが、昨日なんか、あまりにしんどく、意欲も減退していたので。とっておきの「ヤルガッチャフェ」に変えてみたのだった。
正直に言って、コーヒーの味に鈍くなってしまっていて、どれでも同じ、くらいしか思っていず、気にもしていなかったのである。ところが、舌より体が敏感に反応し、気分も変化したのだ。そんなこと、「いだき」のコーヒーなんだから当然じゃないか、なにをいまさらのんきなことを言ってる、とは思うものの、どうしても書きたくなったのだ。「頭人間」のどうしようもなさだ。「疲労回復」というより、体全体がシャンとして、気持ちが上向きになり、こりゃ金に換えられないものがあるぞと、改めて思ったのだ。
「大地の恵、花の香り、フルーティな味わい」――いだき受講して、はじめてであったコーヒー、それまでも飲んでいたモカとは別の味覚であることを、もう何年も前に分かっていたはずなのに、今回改めて再認識したのだった。なによりも仕事への意欲が沸き出てくる感覚がうれしい! (9/9)