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「もの」と「こと」


よく使うのに意味も用法もあまりわかっていない言葉に注意させるのも国語教師の仕事の一つと思っていて、前から「もの」と「こと」については話題にしていたが、昨日改めて考えることができ、「仕事」も「こと」なのだ!と気づき一人喜んでいる。一度、辞書を引いてみろといわれていたので、角川の国語辞書を見てみた。両方ともたくさん記載されているが、「つかいわけ」というコーナーに次のようにあったので紹介したい。

一般に「もの」は形があるもの、また形はなくとも存在が確かである対象、または決まっている法則性を表す。「子供というものはかわいいものだ。(きまっている)」「もの(社会的慣習)を知らないのにもほどがある。」「こと」は「もの」の性質、ようす、。時間的な成行、個々の出来事などを表す。「子供のことになるともう夢中。」「こととしだいによっては許さない。」(大野晋)

応用講座は始まる前に、隣の女性が「始まったのよ!」というので、びっくりしていたが、何かやけに戦闘的なピアノの音だった。ぼんやり「仕事への意欲を語ること」を考えていたわたしには、ちょっと面食らってしまった。でも、そんなわたしの質問も見事に「物の怪」論と日本人の感性(感性と具象)の中に昇華してくださり、さらに、「理性と抽象」の対象と合一していく必要を説かれたので、いっぺんに元気になり、「ワクチン陰謀」との戦いが始まったのだと理解した。ありがとうございました。

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ロームシアター京都サウスホールにて2
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