「この先に”いだき”がある!」
学校が変則的に始まって4日。生徒も教師もなれない日常にストレスを貯め、いま一つ、やる気スイッチが入らないでいる状態だ。そりゃ急に休みになってしまい、ろくに終業式も始業式もなく、やれ課題をやれ、やれオンライン対応をせよ、といわれても精神的に疲れるばかりだろう。スポーツもクラブ活動もなく、片肺飛行のような学校では、却って不安が募ることだろう。わたしも、そんな状態で、昨夜の「お話し④」を視聴した。心の中で、なにか取りつく島を捜していたのかもしれない。しかし、「この先に”イダキ”があるのです。」と言われ、先生の「修行」譚の、余人に及びそうもないことを聴いても、あまり「島」は見つからなかった。ただピアノの音の、別世界にいるような感じに酔い痴れていた。だからかもしれない、昨夜変な夢を見た。何か好き勝手ばかりして、うまく行かなくなるたびに先生に頼んで救済してもらうのだ。具体的な内容は消えてしまったが、この生き方の先には、”いだき”はないだろうと思った。かなわぬまでも挑戦し、強い意志を持って、行動していった後に、約束の大地があるのだろう。今日は、意欲をなくしている生徒たちに寄り添い、何とか前進していこうと努力した。それで、随分気持ちが軽くなった。