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「いだきとは?」答えに至る道程


「いだきとは何か?」の問いは続きます。仙台のコンサートを会場で経験することで、「いだきは愛」という答えが出ましたが、昨日の応用講座で新たな答えが身の内から生まれました。質問でお聞きしたかったのは二つだったのですが、いだきしん先生のスピードに追いつき、かつ自分自身が本当にわかりたいことをきちっと表現することに徹しました。それでも結構回り道をしてしまい恐縮でしたが、先生のいのちのことばで「いだきとは何か?」の理解はさらに深まりました。

約2300年前の老荘の時代からイエスの時代、さらに「十字架にかかったイエス」後と時代が変わり、「人間が違う」ことの意味を考えました。先生の即興演奏は時空を超えて、「老子、荘子」も「イエス」もその当時のそのままの状態を表されているはずで、それはことばで表せないので音、音楽で表現されているということをあらためてきちっとわかりたかったのです。ここが一つ目でした。が、自分にとって昨日最も大事なのはイエスが十字架にかかった後の人類史でした。そして回り道が自分にとってはそこをわかるとても重要なプロセスでした。先生から「何を言いたいかわからない」と言われて一瞬怯みましたが、自分ではわかりたいことが明確なのでそのまま質問を続けました。

いだき講座の二日目のことです。二日目に起こっていることは様々な機会に教えていただいてきましたが、いつもどうしても疑問が解けない状態が残っていました。が、そのことは自分でわかることが要とも感じていました。常々、いだき講座をもう一回最初から受けたいと考えてきましたが、昨日の対話の中であの時の経験が蘇ってきました。「もうそうなってるのになぜやらないんだ?」、昨日の先生からの我々への問いもすでに何度も何度も受けています。しかし、正直言って私は先生の問いの意味がわかっていませんでした。「いだきとは?」、まさに先生の「もうそうなってるのになぜやらないんだ?」との問いに答えがありました。「人間とは」を探求する中で最も会いたかったと仰っていたイエスと出会われた先生が見つけられた真理、真理にある人類の課題、そして解決する奇跡。先生が真理を発見され、解決に至られた動きを「活動」と捉えます。「食べる」、「寝る」、「動く=活動」。

生まれ出た答え「いだきは『新しい愛』」

いつも先生との時間差があり過ぎて、その瞬間瞬間で同時にわかっていけないので、度々「随分前の話だね」、と先生から言われます。ただ、時間差は徐々に縮まってきていると感じます。が、ある瞬間には時間を一気に超えるのでしょう。これも向かい続けることより答えは出ないと考えます。「愛を実現するのが人間」。「『愛』を実現するいのちとして『生成』していることが要」と1月20日の府中のコンサートメッセージで導いていただいたことが大きなヒントになりました。いつも貴重な経験をありがとうございます。

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