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23日高句麗伝説


23日開催いただいた高句麗伝説にて、東明王様が高句麗建国された時の愛が、わたしの胸の真奥まで差し込みました。これまでのコンサートにても、胸の奥、奥が耕され、開拓されるような感覚がありましたが、今回感じた愛は、私の胸にはこんなに深いところがあったのか、と驚くほど深くまで差し込み、自分を新たにわかる経験となりました。
東明王様が、女が安心して暮らせる新しい未来を創る、という愛から国創りを始められたとわかりました。
また、高麗さんのご活動とも重なり、高麗さんが平和な世界、人間が生きられる世界、子どもたちが生きられる世界を継続し創り続けてくださっていることに、深い感謝が湧き起こりました。

バラのように赤く燃える朝日がのぼり、地を這うようにし生きてきた人間が、その光を受け新しく生き始めた時、私の顔面もその光に照らされ、新しい朝を迎えることができました。
昨日、今日は「新しい」と、時々つぶやき、意識しております。

コンサート後半は、恥ずかしながら眠気が頭にまとわりつき、何度かふっと吸い込まれそうになりましたが、「眠かったです」で終わらせる訳にはいかない、と姿勢を正し、先生の一音一音、高麗さんの一言一言に覚醒して臨む気持ちでおりました。
先生の音、高麗さんの詩をお聞きして、これまで沈黙して固まっていた岩、大地、山が、語り始めることを知り、地元の蔵王連峰を思いました。縄文の時代から人間が住み、大和朝廷の役所跡があり、古墳が点在する宮城仙台の地から、なぜか古の香りを感じることができず、うわべに社会を乗せただけのような印象を持っておりましたが、隠された真の歴史があるのなら、大地が語り始めてくれるだろうと感じました。

高句麗伝説にての経験を書き記そうとすると、一遍の小説ほどの量になると感じます。貴重な1回を経験できましたことに感謝いたします。ありがとうございます。

高橋由珠

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