KEIKO KOMA Webサロン

紫陽花 風にゆれる日


お家ブティックを始めるために 新居のクローゼットにマーブリングの服を掛け、テーブルに心模様作品や 高麗さんの書を広げた時、こんなにあったのか!!と自分でも驚き笑いました。作者の高麗さんからビョーキと呼ばれるほど 好きなKeiko Koma作品。家の居間は作品で溢れましたが ごちゃごちゃではないのです。開店日前、ご来場の皆さま宛へ記したお手紙(文)にも書かせていただいたのですが、Keiko Koma作品は空間と一つ…。なので 個々違う色模様であっても、全てが空間と調和し 外の木々とも呼応し、美しさがノイズで削がれることなく作品同士も調和しています。並べている時 いろいろなことを憶い出していました。ちょうど一年前、この家の家主だった叔母の一周忌当日にNYへ出発し、Keiko Koma心模様作品の展示会場を探しに 仲間と二人でマンハッタンを歩きました。東京からアポイントメントを取った方に会い、その他 飛び込みのアポでは グッゲンハイム美術館のキュレーターの方が高麗さんの作品をとても気に入られたのが印象的でした。一年経ち、コロナウィルスと black lives matterのデモ拡大で様変わりしてしまったNYは 実際どのようであるか、お会いした方々は無事でおられるのだろうか…。今、新しい空間を家につくり御客様をお招きできることの幸せと意義を感じ、今朝も風にたなびくマーブリングカーテンの袂にいます。いだきしん先生の アントレプレヌールサロンで仰ってくださった「好きなこと」。日々 進んでまいります。真にありがとうございます。
岩村ゆかり

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