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歓喜


8/18「ジェンダーをめぐって」講座で学んだ衝撃の残るまま、昨日 京都へ向かいました。7月 東北センターのジェンダー講座で、エロスの神、そしてエロティシズム について真の意味を いだきしん先生から伺い、なぜ 人間の根源的なエネルギーを表す美しい言葉 erosが 近代~現代 歪められ、淫靡で下世話なイメージを被されてしまったのだろう?と不思議でした。今回「欲望」「sexuality」という言語が、欧州では近代から現れ それ以前は無かったことを教えていただき はっとしました。近~現代資本主義社会の中で、欲望を満たそうとするあらゆることが商品化され消費され、いつの間にか 太古から在る言葉eros が 欲望 に摩り替わってしまったのだと。アメリカが牽引し世界に浸透させた、欲望の商品化。70年代、ヒューヘフナーのPLAYBOY帝国や、80年代、初めてのNY滞在で ホテルのTVから延々流れていた フッカー・チャンネルの異様な画面を 自分は思い出しました。真のエロティシズムとは対極な 欲望に基づく悪魔の罠が、今はツイッター等SNSに場を変え『目的無く 何か違う世界を体験したい』者達を釣り操っていく…。
欲望はどこまで行っても満たされることなく足りない。だが真のエロティシズムは感動、喜びの中に在り、人間の内面にある生命のエネルギー。そしてそれは即興的な変化も表し、正しく 高麗さんのマーブリング作品は真のエロティシズムが顕れている。そう御聴きした時には大歓喜しました。いだきしん先生の「幸せに生きていくことくらい 楽しいことはない」との御一言に、欲望 とは全く異なる 真の快楽、喜びを掴んだ体感があります。本当にありがとうございます。
岩村ゆかり

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