KEIKO KOMA Webサロン

救われる日々


毎日を過ごす中、今まで通りにはいかないことを思いがけないところで感じることが多くなりました。コロナウイルスの影響と考えがちな事も、そうではないと分かることが多いです。帰りが遅い私にとっては夜中まで営業している大型スーパーが、帰り道の途中にあることが大変ありがたかったのですが、先日八年間の営業に幕を閉じました。レジの方に「夜遅くまでの営業に助けられました。」と声をかけると、「皆さん、そう言って下さいます。本社の方針なので・・・」と、残念そうでした。その後は、ドラッグストアらしいですが未定のようです。通りの角地に立つ灯の消えた大きな建物が、なぜか虚ろに見えるので毎晩見ないように通り過ぎています。また、土曜日の朝早くに原宿の美容院を予約し、一ヵ月半振りに行って来ました。帰りはお昼前だというのに、竹下通りは人影もまばらです。飲食店には貼紙が貼られ、ゴーストタウンを歩いているようで怖くなりました。偽りの虚飾が剝がれ落ち、薄汚い廃屋の間を歩いているようです。日差しがありながら薄暗く感じ、足早で立ち去ることしか頭にありませんでした。現実を目の当たりに見て、終わっていくのか生き延びるのかを容赦なく突き付けられたようでショックでした。

帰宅後に、すぐさま応用コースのオンデマンドを拝聴しました。先生の声が聴こえ、ピアノが鳴った途端、心底安堵します。恐ろしい世界から生還し、生きた心地に包まれます。この一週間は、毎日応用コースのオンデマンドを拝聴したことで、どれだけ救われたかと今になって気づきました。必ず三回は聴くと決めていました。一回目は、お聴きしながらノートをとることに必死です。二回目は聞き漏らしたことを補足し、三回目でようやく全体が分かり始めるからです。最初に受けたいだき講座の時は、何が何だか分からないままノートを書いていたので、分からないままの内容しか残っていません。今考えれば、悔やんでも悔やみきれない一回一回の講座です。ですが、この度の緊急事態対応のお陰で、もう一度いだき講座を受講させて頂いたかのごとく、然もオンデマンドで何度も聴く事ができるという、ありがたい経験をさせて頂きました。会社でも、思いがけずに聞かされた心無い言葉に対し、自分が思った以上に落ち込みましたが、お昼休みに聴いたオンデマンドからは「正→反→合」の図式と共に先生の声が聴こえてきました。呪文のように「正→反→合」と繰り返し言葉にすると、抜けていき「負けていられない」と力が湧き出てきました。些細な事で、あっという間に落ち込むことが多い中、先生の声を拝聴できるありがたさを、今回ほど強く身に染みたことはありません。ありがとうございます。

今日も人と話すことで、それも意図せぬ話の展開の中で、多くの気づきを得ることができ嬉しくなります。自分の方向性を見直す事ができました。今だからこそ、ZOOMで話すという手段はすごいことだと今更ながら驚きます。午後は突然降り出した雨が、まるで集中豪雨のように空間一面を変えてしまいました。生命感覚を養う時と身が引き締まります。「どんな時も、明るく元気に前を向いて」先生の言葉を胸に、今日から始まる六月を過ごします。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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再び平和祈念公園に
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レバノンより