掛け替えのない時
一日中天候が目まぐるしく変わり、夕方会場に向かう頃にはこれ以上ないほど爽やかな空間広がっていました。心浮き立ち会場に向かい、着席して開演を待つ間も心弾みます。いつもどこか緊張が取れずにいたので今までにない始まりでした。
アメノミナカヌシのテーマから始まった三鷹コンサート。メッセージに喜び生まれ、その経験をさせていただけることにわくわくしました。先生の演奏は透明な空間広がり、どこまでも爽やかで、夕方広がっていた空間は神様の現れだったのかしらと浮かびました。心に寄り添い共にあってくださる存在に全方向から包まれます。私は先生がテーマを教えてくださることからアメノミナカヌシということを理解深めていけますが、昔生きた人々は神々の存在わかり生きていたことに、人間の本来の在り方を取り戻していける今、尊い時を生きていることに感動や感謝では言い表せないものがあります。
ただただ先生の音と共にある時が幸せです。音と共に空間自由に動き、生を運んでいきます。正に新しい人生です。これからの在り方を経験させていただき自由を経験します。一般的にいわれる自由は自分勝手なことがほとんどで自由といえないものとわかります。生命育んでくださる存在共に宇宙を身の内に生きる人間生命です。世界内存在で疎外されて生きるのは人間の生ではなくなっていることが見えてきます。
今日は頭と身体が綺麗に繋がり、生命の働きが素直に頭に上ってくるような感覚でした。今まではどこか遮るものがあったり、曲がっていたような感じです。六月の連続コンサートで頭が次々と変わり、おかしい状態が浮き彫りになるその時は苦しくても、コンサートの場で解決され、次へと進んでいきます。連続コンサートの機会がなければ今回の素晴らしい経験はなかったです。まるで今月の東京連続コンサートの最終日に照準を合わせるように変化させていただいてきたことに、最後「お見事！」と心の中で言葉生まれると同時に演奏が終わりました。スケジュールを立ててできるようなことではなく、本当に凄いとしか言いようがないです。
未来の人が天性のままに生きていける世界も素晴らしいですが、今この時、先生、高麗さんと時を共にし、生命体としての過渡期を自分の生命の変化をもって生きていけることが掛け替えのない時です。一人一人が天性のままに生を運び生きる世界は色とりどりの豊かな美しい光景が胸に浮かぶ三鷹のコンサートでした。心よりありがとうございました。
