広がる

東京でのジェンダー及びアントレプレヌールサロンをありがとうございました。

ジェンダーでは、これまでの男女関係や性に対する見方が変わりました。今日に至る男性社会の起源について質問をさせて頂きました。質問に先立ち、男女協調型の社会における男女関係や性の役割が、男による支配型社会に生きる自身の感覚とあまりにもかけ離れていると感じたからです。そして、質問をさせて頂くことで、現代の支配型の社会構造が、遊牧民族の厳しい環境下における生活や家畜の奴隷化等に起源をもつことが明らかとなりました。さらに、アクア説のお話しを頂くことで、これまでの自身の性や男女関係に対する捉え方や感覚があまりにも狭いことがわかりました。アクア説や男女協調型の社会からは、女性や性が創り出す穏やかさや自然との調和など、平和で緊張の少ない状態を感じます。一方、生命を粗暴に扱うことなどを背景に成立した男社会に生きる、自らの男女関係や性に対する感覚は、より緊張に満ちたものでした。そのため、講座前に感じた両者のギャップも、講座終了後には、自身の性に対する視野の広がりへと変わりました。さらに、アイスラー氏やモーガン氏の性に対する捉え方や感性と、そこから生み出される理論は、男性、少なくとも自分の感性からは創造し得なかった、女性特有のものと感じ、男女にとってお互いは宇宙人的存在であるというおことばに強く共感しました。

アントレプレヌールサロンでは、国づくりのあり方として、権威や伝統をもろともしない帝国を築くという発想が印象的でした。国内の保守的な価値観に足を取られることなく、創造的で価値のあるものやサービスをつくり、海外などその価値を認めてくれるところへはどこへでも出かけていく。そのためには、周囲の人と同じことはやらない、日本ひいては世界で1番になれることで起業する、など、創造性と先見の明がアントレプレナーに求められる能力であり、格好良く生きることがその精神であると感じ、世界制覇とのおことばに魂が震えました。

ありがとうございます。