KEIKO KOMA Webサロン

高麗さんのマーブリンク染め


昨日は、美しい瀬戸内の小島とキラキラと萌え輝く山々の緑を眺めながら京都に参りました。

前回の東北センターの催し以降、かなり大げさですが体力の限界近く動いています。肝心の書き込みをしていない事が疲労の蓄積でもあるようです。

高麗さんからお声をかけていただいて、生命にやさしいブラウスなどを探していました。また、染める前の最適な下処理方法を業者、大学の教授、同期生に問い合わせしたところ、工房を開いている同期生に行き着きました。30数年ぶりでしたが、「あのね、布は縦糸と横糸から出来ているでしょ?縦糸が重要なんだな、これが」から始まり「好き、が大切」「下処理を疎かにするととんでもないことになる」「染めていると、人知を越えた何かがはたらくのがわかってくる」、高麗さんの話をすると「高句麗の関係者の本を読んだことがある」「あの素敵な顔の女の人が染めてるの?驚いた」「どうやっているんだろう、マーブリンクを極めたら凄いことになると思うよ」などなど夜中に三時間のレクチャーを受けました。

昨日は私が下処理したものを比叡山の工房にお届けし、幸いなことに染めているところを見学をさせていただきました。一言で言うと「凄い」です。こんなにきれいな染めの現場は私が知る限り見たことがありません。染料を持って動く高麗さんは舞っているようでした。背景の山の斜面、お茶室の建物、高麗さんの動きに遅れまいとついて回るスタッフの皆様の姿も含めて、特別な舞台を見ているように感じました。高麗さんの動きに合わせて作られているだろう染桶にも感激しました。このようにして作られたマーブリンク作品の数々は、この世のお金の価値に換算できないもので、ご寄付のお礼にしても染めている現場を見ながら安いと感じていました。

実際の作品創りのお手伝いだけでなく、ご寄付のお礼として作品をいただく事で生活が豊かになり、高麗さんの魂の国づくり大事業に参画出来るこの仕組みは素晴らしいと感じます。

「死について」は、仕事にしてもおそらく無駄なことをやっているのか、頭がふらふらして高麗さんの講演会で内容を知った次第です。昨日の染めている現場を思い出し書いていると、私の動きは大したことないと感じ、冒頭の文章を少し大げさからかなり大げさに変えました。誠に申し訳ありませんでした。

本日の記念すべき日の迎賓館コンサート、宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。

塚崎知美

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仙台にて
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お茶室より
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東京高麗屋にて-2