KEIKO KOMA Webサロン


今日も三鷹は不要不急の外出自粛のアナウンスが流れていました。久し振りに家の窓を開け、コーヒーを頂き、豊かな時を過ごしました。風は強く吹いています。ふと海辺にいる様に錯覚します。この風は子供の頃から吹いていた風です。子供の頃、未来に地中海の風に吹かれる予感がありました。先生と出会い、初めてスペイン、バルセロナの港に立った時もこの風が吹いていました。イタリアのシチリア島で海辺に吹く風は何とも甘いロマンの香りがしました。海の向こうにはチュニジアが見えました。母が亡くなる数日前、ギリシャ、パルテノン神殿が立つ丘の上に立った時、この風が吹いていました。「どんなに辛くても、この風が吹くから生きていける」と心の中でつぶやいていました。テッサロニキにて人生で初めて見知らぬ地にてたった一人で一日を過ごした時、エーゲ海の海辺にて風に吹かれ詩を書き過ごしました。帰国した翌日母が亡くなり、ギリシャで感じたこの風を忘れることはできません。フェニキア9000年前の都市レバノン、ティールに行った時も吹いていた風です。いつもこの風が吹くから生きていこうと感じてきた風をずっと感じる一日でした。世界中の魂が動いていると感じます。

 今日は三鷹の地にて子供の頃からずっと吹いていた風が、ずーっと強く吹き荒れていました。人生改めて考える時を過ごしました。これから本当の自分で生きていけると生命の内から感謝の気持ちがあふれてきました。起こる現象、巡りは、大いなるはたらきかけと感謝します。感染防止の為に制約が多く苦しく感じている時とはまるで違う自分の状態をありがたく感じています。この様な時、本当にやりたいことを考え、本当の自分のままに生きる時と感じ始めました。手や身体の痛みはこのことを教えてくれているのだとふと気付きました。いつもずっと大いなるはたらきかけは気が付くように導いて下さっています。今日はいだきを始めた時の風も感じ、これから本当の意味で新しくいだきを始めさせて戴くような気持ちです。とても楽しみなのです。

盛岡でニュースを見ている時に年代別の感染者数の統計を見ました。自分でも驚き、笑っていましたが、私は十代の所を見ていたのです。いつも内面は14才と表現してきましたが、いつもこれからが始まりと感じる気持ちがあり続けるのです。今日もこれからいだきを始めるという気持ちでした。

今日は桜並木の道を笑美ちゃん、愛ちゃん、愛麗花ちゃんと一緒に桜吹雪を眺めながら通りました。桜の花びらが光り輝き、空間を舞います。路面は光の舞がずっと続いているようでした。とても美しい光景でした。闇の世から光の世に変わったことを伝えてくれる光景でした。三鷹の地にて子供の頃から吹いている風、未来へと吹く風からたくさんの気付きを与えられました。ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
盛岡市民文化ホール小ホールにて-2
KEIKO KOMA Webサロン
仙台「高麗屋」にて
KEIKO KOMA Webサロン
Photo by ERIKA