迎賓館コンサート
迎賓館コンサートに参加させていただき、東京に戻ってきました。昨日、京都に着くと、あっという間に花粉症状が酷くなり、今日はマスクを外せなくなりました。比叡山に着く頃には、更に、酷くなり鼻水やくしゃみが止まりませんでしたが、特別な機会のために、ヘアセットと正装をして、会場に身を置きますと気が引き締まり、有り難いばかりです。前半は、美しい音色に心惹かれ、広く開かれた別世界に身を置く経験をさせていただきました。先生の音に集中している間は、花粉症の症状も緩和され、耐えられました。先生の演奏を聴きながら、先日、地元で出会った末期癌を患っている方の事も心にあり、思い出されました。先生の新しい人生の始まりである事をお聞きした後の後半では、本当に力強く、大迫力の音に圧倒され、只々、身を任せました。前回の迎賓館コンサートでは、具合いが悪くなり、途中退室をしていまいましたが、生命の表現をされている方を目の前にし、お腹が痛いからといって、何処に行くつもりなのかと、愚かだった自分を悔います。今日は、無事に最後まで経験出来て良かったです。心より感謝致します。ありがとうございます。