ときめき
二日間の高句麗伝説、「死について」、大ジェンダーを連続して経験させて頂いた恵みは、はかりしれません。前よりも力がついていると感じることが重なり、あのとてつもない先生の太鼓と笛、凄まじい全身に空間に轟きわたる響き、地鳴りに共鳴し躍動する瞬間瞬間はいのちに生きています。尊い要を、渾身で表現しないでは、生きているとは言えず、ほんとうに申し訳ない気持ちです。
大ジェンダーではエロティシズムを学びながら歴史的なはかりしれないことを解いてくださり、最後の時間には血がたぎるように熱く力湧き、まさに恋と感じました。今の世のちっぽけな認識と日本人の魂なくしている状況が、もともと日本人にあった「いろ」、縄文のエネルギーからかけ離れた状態になり、ジェンダーの機会がなければほんとうのエロティシズムの深さをわからないままだったと感じます。パリのお話もわくわくし未知なときめき生まれ、真に未来拓く「方向性」あってこそ、生きることも、はたらくことも、関係も、ひとつに元気に生きていけること、身をもってわかります。
やすむことなく移動され、本日は京都での応用コース、「死について」を、先生、高麗さん、まことにありがとうございます。高麗さんは、比叡山の工房で、パリ行きとNPOいのちのデイサービスの絵付けやマーブリングをして下さり、今の時に生まれる美しい表現に深く感謝します。
ときめきのままに、むかっていきます。ありがとうございます。
天田敬子