パリの街角に立ちて
比叡山へと向かう道中、生ぬるい気持ちの悪い風が吹く中を歩いていても、お腹の底から、何がなんでもやっていくと、何にもめげない強い芯が育っていることを自覚し、とてもうれしく感じました。今日は、車の中で仙台「高句麗伝説」を聴かせていただきました。弘前の前に開催した仙台ですが、私には恋と表現するエネルギーが満ちている仙台「高句麗伝説」です。震災後の復興支援への道を創りたい気持ちで必死で動いている時、仙台にて講演会をさせていただく巡りとなりました。震災後に先生のコンサートを開催していないことを涙がこみ上げる程申し訳ないと感じ、先生のコンサートの開催を決めさせていただき動員の働きかけのために講演会を開催することにしたのでした。山元町のイチゴ農園の社長にお手紙を書き、お電話をし、アポを取り伺った日に開催した講演会でした。何もない地にいちごハウスだけが建ち並んでいるところで、カーナビの案内は終わりました。カーナビが案内できない地でした。番地がないのでした。私はいちごハウスを一軒一軒訪ね、人を探し歩きました。いちごだけよりいないハウスが多く、いちごに挨拶をしながら歩く私に苦笑しながらも私らしいと感じ次から次へと回り続け、やっと社長がいらっしゃる建物を探し当て、無事にお会いできたのでした。私が考えていたことを全て実現できる方と感じ、お話し合いは話が尽きず、興奮の連続でした。興奮したままに仙台での講演会会場に向かったのです。会場の前の森はキラキラと輝き、心がときめきます。会場内では吹奏楽部と思われる中学生が、管楽器を吹く練習をしていました。青春という言葉が生まれ、気づけば私も中学生の感覚となっていました。これからの人生に夢を馳せました。この時のキラキラした心のときめきは恋という表現よりないのです。仙台「高句麗伝説」では恋のエネルギーが満ちていました。そして言葉によってはとても表し尽くせぬもの凄いことが起こっています。音と共に、何かが起こる気配を身に感じ、車に乗っているのに、歴史の一大事に居合わせる緊張感と胸の高鳴りに、息をすることも躊躇ってしまうほどの、大変な場面に居合わせた体感なのです。一日24時間が高句麗伝説の空間で生きていければいつも元気に未来へ向かい活気にあふれ、不可能を可能にしていく動きができると感じ、声に出し、表現しました。家では京都「高句麗伝説」を聴いています。とてもロマンチックで歴史的です。魂揺さぶられる程感動します。ずっとこの世界で生きていきたいと望みます。最近、京都の風に触れると思い出すことがあります。最近のサロンでも意味もないのに風を感じ、語っていたことです。私と生まれ年は違いますが、誕生日が同じ従姉妹が、某有名会社が主催したデザイナー賞に優賞し、パリへ留学しました。エッフェル塔で違う従姉妹と偶然会ったということを、私はその従姉妹に偶然会った従姉妹に京都の平安神宮で偶然会い、聞いたのです。京都に来るとこの時のことを思い出すのです。平安神宮の前で偶然の出会いの凄さに心がときめいたことをずっと覚えているのです。私には三角形の図形が見え、未来に私はパリの街角に居る光景が見えたのです。ここでは書き尽くせませんが、10代の頃に書いた詩集「麗花」の香りがする偶然の出会いでした。ここに書き込みをしてくださった方がおられますことと比叡山で会ったボランテイアの方も話してくれましたが、「小説麗花」では「パリの街角に立ちて」というタイトルの小説があると思い出しました。この表現をせずには先へ行けずに、書いた時の風、香りまでよく覚えています。パリへ行くと偶然の出会いが起こると私はイメージするようになりました。今まではパリでは偶然は起こりませんでしたが、これからは起こると予感します。何の意味もないことと思いながらも、最近はこの時の風を思い出すのです。表現することで変わっていけると感じ、ときめきのままに表現させていただきます。あの時書かずにいれずに書いた「パリの街角に立ち」が実現する時が来たことも胸が高鳴ります。
先生に出会えた人生は生まれつきの運命が解放されていますので、未来から来る時間で生きていけると私は考えています。未来から来る時間は風となり香りとなりキラキラと輝く光となり、出会うのです。出会い、生まれた本音を表現すると、おおいなる働きかけを受け、動き、気づけば、皆が助かる道が創られています。私は意味を考える前に風、香りを表現すると、魂に届いていると感じる出会いや現象が起こります。未来から来る時間を型にはまった古い頭で時間やお金の計算をしてしまうと香りも消え、風も吹かなくなり、大きなチャンスを逃してしまいます。最近は空間に風を感じ、美しい香りを感じ、キラキラと輝く恋の輝きが見えます。封印された神、エロスの神のあらわれと感じる空間です。生まれた気持ち、本音に素直に生き、平和な世界を創る道を歩んでいきたいです。
7月の奈良での「高句麗伝説」の時に頂きました青、赤、黄色の色がミックスした薔薇の花をドライフラワーに残しました。綺麗に咲いていましたので、ここに掲載させていただきました。いつも花に囲まれ暮らしていた私は、毎日花の手入れをさせていただくことが好きでした。14才の頃からの習慣です。先生がおっしゃったように皆で14才の秋、パリへ行ければ。。。愉しい、と一人で笑み浮かべ、喜び、今日も比叡山の工房でパリ行きとNPOいのちのデイーサービス用の絵付けをしました。明日もパリ行きとデイーサービス用のマーブリングをします。毎日の瞬間瞬間が「高句麗伝説」の空間で生きていければ私は最高です。ここが現実であり本当の世界です。本当の世界は元気が出ます。そして何でもやれます。たった一度の人生です。最も自分を活かし、元気に未来に人間が生きていける世界を創っていけるように生きていきたいです。偽物、偽りの世界では苦しく、不安や恐怖ばかりを感じ、未来を創れず、生きていけません。生きていける世界で生き、人間とし豊かに美しく生きていこう、と夏空に向かい、暑さを吹き飛ばすようにし心に誓いました。
比叡山で出会う虫の音はもう秋の訪れを告げています。実り豊かな秋を自然の生命とひとつに迎えられますように生きていきます。ありがとうございます。