KEIKO KOMA Webサロン

美しい香り ときめき


スマホが人間を破壊することのお話からはじまりましたジェンダー講座でした。スマホではありませんが、私はパソコンによって毎夜苦しめられています。何かに遊ばれているようで、まるで見ているように邪魔をしてくるトラブルには、毎夜眠れず、朝まで格闘しています。昨夜はいい加減に疲れ果て、この繰り返しは辞めると決めていました。スマホのお話とは違うのでしょうが、そのお話から、私は昨夜辞めると決めたことに関連し聞かせていただいていました。パソコンが使えなくなり、最後は、アイパットでメールを打ちます。とても簡単な言葉でないと送信できず、私は自分が記号や機械のように操作され、振り回されるメールやLINEでのやりとりは苦手であります。そんなことを考え、エロティシズムのお話へと展開する講座をお聞きしていました。ペアで起こる経験であること、全体的に起こることは神聖なることとのお話、また、言葉にはならないある何かという何かが私たちに通じるように色々なお話をしていただきました。突き抜けていくエネルルギーであり、今の人間に必要なエネルギーであると理解しました。

私は意味がわかっているか否かといえば、怪しいのですがジェンダー講座の間中、楽しくて、心がウキウキとしてくるのでした。それはフランスではエロスがわかる哲学があるので、先生の即興演奏がわかる人がいる可能性があると知り、とても胸が高鳴りました。先生がおっしゃるように、ニューヨーク行きをずっと考え、準備していました。アメリカの現政権の方針を知るにつれ、過去の渡航歴が問題となることを受け止めざるを得ず、不合理な言い分とわかっていても、尚なんとかくぐり抜けて行かねばならないと毎日取り組んでいました。お世話になっている数カ国の弁護士資格を持っているレバノン人にご相談した時、ちょうどアメリカの弁護士に電話をする時間となりました。日本庭園を眺める美しいテラスにてアメリカの弁護士とレバノン人の方が電話をしている時、何故か心がときめいていました。私の目にはキラキラと輝く光が見えたのです。今思えば、封印された神が現れた後でしたので、艮の金神、アフラ=マズダ、エロスの神と受け止めています。アメリカへの道は現実的には大変厳しいことがわかるばかりです。電話を切った後に、レバノン人の方は、私の作品はパリが一番合うと宣言するようにはっきりとおっしゃったのです。活動もパリの方がうまくいくともおっしゃっていただき、その時に見えた的にはまる感覚がずっと心にあり続けます。その後いろいろな経緯を経、私はアメリカ行きをパリ行きへと変更しました。同時に芍薬の会パリ会長さんが帰国され、お話を進めていましたが、これ以上進めるには先生の了解をいただかないといけないと考え、その場で先生にお電話をさせていただきました。私の亡き父もそうでしたが、私が結論だけ言い、説明をしなくても通じましたように、先生にパリに行きたいのですが。。。と申し上げると、先生はああ、と笑っておられました。電話を切った後に、先生の承諾を得ましたと喜び叫んでいました。が、更に話が進んでくると、何の為に行くかという目的を人様にわかるようには説明できない時に、このようなことに時間とお金をかけることがいいのだろうかと考えることがありました。ジェンダー講座が始まる前にちょうど関係者とパリ行きの打ち合わせをしていました。もう一度先生に行っても良いかを確認してみると話していたところにジェンダー講座にてフランス哲学のお話をお聞きしました。エロスのことを最もわかるのはフランスではないかと先生がお話されるとうれしくて胸が高鳴ってならないのです。先生は言葉によっては表現し尽くせないことなので、ピアノの即興演奏で顕してくださっているとお聞きすれば、何としてもパリにて先生に演奏していただきたい気持ちが強く湧いてきます。一回目が終わり、休憩時に再び、皆で集い、打ち合わせをした時、全員で先生は行く気満々のように聞こえるので、「決定」と宣言し、皆にしてもらうことの指示ができ、早速行動開始となりました。皆で喜びが通じ合い、とても楽しいひと時でした。

2回目、3回目の講座となり、よりフランスでの活動は未来をひらくと確認しました。目的ではなく方向を作るとお聞きし、パリ行きを決めた理由がわかりました。方向を見い出し、実現する地とし的にハマってみえたのです。哲学を極め、頂点にあるものは「真」とお聞きし、生命全てで深く合点がいきます。全身喜び駆け巡ります。真は何かを問うことはないとも合点がいきます。「高句麗伝説」では真と出会います。生きる力であり、幼い頃から求め続けてきた人間とはどう生きるのか、真理をわかることが生きていて何より「生きている」と実感でき、喜び満ちます。15日、16日での「高句麗伝説」にて太鼓と笛を交互に演奏されることを繰り返されたことは一年前でも、10年前でも20年前でも30年前でも出来なかったことをお聞きしました。できるお体になったとお聞きでき、喜びあふれます。私はマイクを持ち、質問されていただきましたが、今日のジェンダー講座をお聞きしている時の楽しいこと、心が弾んでくる感覚はあの時の太鼓と笛を繰り返す演奏をお聞きしている時と同じと気づき、エロスの神の表現かと感じたのです。変幻自在に活き活きと活発に動き回る神の姿を見ました。とっても楽しく、生命躍動し、幸せを感じました。太鼓を叩いているのは先生であり、そうでありながら、ある何かがはたらくので、あのような演奏ができるとのお話もよくわかります。私はこのようなお話が大好きです。フランスにてエロスの神、愛を表現する時、人々はどのように反応されるでしょうか、と何度もフランスにおられる方にお尋ねされておられましたが、私もどのように反応されるかを想像します。ヨーロッパではキリスト教の原罪の観念があるので、その壁も打ち破っていくとのお話も世界が変わると見え、胸はときめいてなりません。魔女裁判のお話から先生が懸念されていた私が苦手な動物のことも早くも現象が起きていたので苦笑しました。候補にあげていた滞在するホテルのレセプションには苦手な動物が皆様を歓迎しますと書いてあり写真も掲載されているとスタッフから聞き、私は本気で止めて、と制したばかりのお話だったからです。現実にあらわれていることはこのような現象ですが、私の生命の内では歴史的な一大事があらわれ、どうしたものかと大慌てし、大問題に取り組むような心境なのです。内にあるものを解放していく活動故の現象と受け止め、早くも歴史の解放ははじまっていると感じています。先生のお働きがあってこそ、パリへ行くことひとつとっても歴史が解放され、未来を創造していく動きとなるのです。全ては世界を変える尊い動きとなることが人間とし何よりありがたいことであります。

最後には皆でパリへ行きましょうと先生がおっしゃり、拍手が沸き起こりました。とってもうれしく、ニューヨークからパリへと変更してよかったと胸撫で下ろします。方向を作るために、狛江「高句麗伝説」にて太鼓と笛を立て続けに演奏してくださったことを考えますと、人類の未来を作る方向と見え、魂震えます。

辻邦生先生がお住まいであったモンマルトルの丘への道にあるお部屋の前を通った時、ここにお住まいであったのですね、と辻先生に語りかけるようにし目の前の道を歩かせていただきました。とてもロマンの香りを感じました。最近はこの時のロマンの香りを思い出していました。今日、先生から辻邦生先生が背教者ユリアヌスを書けたのはパリであったからとお聞きし、鳥肌が立ちました。辻先生にお会いした時、あの経験は2度となく、2度と書けないとおっしゃっておられました。お亡くなりになる前に最後にお会いした場所の光景も最近鮮明に思い出していました。暑い夏の日の午後、都内のホテルのラウンジの木漏れ日差す窓辺にてお話させていただきました。とても素敵な紳士でした。あれだけの経験をされる御方は薫る香りがまるで違うと今になるとよりわかることができます。パリにはこのようなことが起こる土壌があり空間があることにときめきを感じます。先生の音が流れた時、どうなるかを想像するだけでも胸が高鳴ります。先生もおっしゃておられましたが、好きで行く訳ではありません。最後に行った時に、ここは2度と来たくないと決めて帰ってきたことをよく覚えています。今はこんなにも心がときめくのはおおいなるはたらきかけであり、封印された神があらわれた故と感じています。私たちは、何度も先生のコンサートや高句麗伝説にて奇跡を経験し、超越的経験をしています。薫る香りもしていない人とはまるで違うのだということを辻先生のことを思い出し、自覚します。ST2の沖縄でのコンサートの時、動員の活動の為に沖縄に入った時、私より先に多くのボランテイアの人が沖縄に入っていました。たくさんの方々のご協力をいただき、活動していました。実行委委員長であった私を見て、流石に実行委員長、香りがまるで違うと言われたことには驚きました。最近は愛麗花ちゃんがどのような意味かはわかりませんが、私の持ち物は香りでわかると言うのです。私は魂の詩を書く時、香りがします。先生の演奏からも麗しい香り、美しい香りがします。封印された神があらわれ、美しい香りが蘇ったように感じたこの度の高句麗伝説でした。美しい香りにつつまれ心ときめき、未来ヘと向かい気概が生まれてくるのです。

14歳の会を作れば。。とのお話には喜び生まれます。14歳の気でパリへ行けますことも喜びです。大切な人間としての基本を学ぶジェンダー講座をありがとうございます。人間には生まれながらに運命が身に宿っていますので、運命の因子や過去の感覚で出会う男女の関係は身を滅ぼすだけで悲しみよりないと長年感じてきましたので、これだけ先生がジェンダーの大切さを教えてくださっている今、先生のお話をよく理解し、コンサートの経験を言葉に表し自覚し生き、皆が元気に活気に溢れ生きていける良い時代を創り上げていきたい気持ちを実現します。ありがとうございます。

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のり段々畑弁当
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渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて
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