道
多くの方々にご尽力いただき送付いただき、いだきしん先生の焙煎珈琲を一番飲んでるのではないか、と豪語してしまいそうな私ですが、毎月沢山の購入させていただいてきたのは、私が飲むだけでなく、患者さんや、患者さんのご家族に出すためです。
医療者とし道を歩ませていただいてから、急変、亡くなられるその場に偶然にもいさせていただく巡りばかりでした。ですから、近年はいわゆる、ホスピスという現場にいさせていただくことが多かったです。その場だとある程度時間とって、伺うことができました。
コーヒーが好きだと伺うと、いそいそと準備して、色々な焙煎していただいた豆からご本人の好きな豆を選んでいただき、恐縮ながら淹れさせていただくのです。ミルも、ポットも、コーヒーカップも持参いたします。いだきしん先生の焙煎コーヒーの香り漂い、ご本人、ご家族のお顔が輝き、びっくりするくらい喜ばれ飲まれるのです。お部屋だけでなく病棟中にその香りが漂うのです。もちろんミニサウンドシステムも音量は様々ですが流させていただいています。恥ずかしながら書かしていただくのはもう亡くなられた方々そして連絡も取らないそのご家族方のことがよく思い出されるのです。
当然全て持ち出しで、先生、高麗さんのこともほとんどお伝えできない限界あり、もっと別のと考えながら今進んでいますが、
まるで、今までのことが全て生かされ、うまく行くよ、と魂語りかけられるように過ごしているのです。
お部屋でそばにいさせていただいて、戦争の話も沢山伺いました。原爆の話、満州から逃げてきたときのこと、戦争や空襲で亡くなられた方のこと、、、。お一人お一人当然違われますが、なぜ私なんかが聞かせていただくのかと感じるお話をされます。お一人お一人大変な人生です。
いだきしん先生に「辛いこと、悲しいこと全部経験してきなさい。」と仰っていただいた医療者の道ですが、何より辛いことは、未熟さから、先生高麗さんのことを資格の中、組織の中では伝えられないことです。
講座などで、いだきしん先生が「これから」とおっしゃっておられる音が轟くように、確かに私の内にも「これから」とエネルギーが湧いてくるのです。
空間、身体、大きく組み換えを起こしていただいているようです。
澄んだ夏空に、半月が輝いています。
8月15日、16日に向かっておられる全てと感じ、幸せで、ありがたいです。
いつも拙く申し訳ないばかりですが、書かせていただきありがとうございます。
いつもありがとうございます。