過去は精算。新しい人生はじまり
この日を心待ちにしていました。東北の地で世界が変わる大ジェンダー講座が開催される時、封印された神に会えると予感していました。そして世界は変わると見えます。いつも講座、コンサートに向かう時、これからを生きていく上で余計な在り方や生命のはたらきに反する感覚や意識、生き方が浮き彫りとなります。世界が変わる東北の地の大ジェンダー講座を前にし、予想もしていない苦しみに襲われました。子宮から気が狂いそうな悲しみを感じました。きっかけは応用コースでの何気ない先生の表現でしたが、自分が子供の頃からずっと恥ずかしいと感じ、隠してきたことだったと自覚しました。何故隠したかを問い、原因をたどってもわからず、自分の頭がおかしいとしか考えられませんでした。何故頭がおかしくなったのかと問うても悲しくなるばかりでした。このことから、行き着いたことは人種差別や、身分の格差による差別のことでした。自分が勝手に思っていたことにしても、女性は蔑視されると感じる傾向があります。エチオピアでのコンサートにて、男女の性差を超え、内面に新しい精神宿り、その後は、イスラム教圏に行き、体も頭も隠しながら行動することに対しても何の苦痛もなく、自分のやりたいことを実行し、コンサート開催を実現してきました。今日のジェンダー講座を前にし、子宮の奥にある差別、蔑視への苦しみ、悲しみが吹き出てきたことには自分でも驚きました。
先生は「あいうえお」の音についてお話くださり、赤子の産声は「あ」であり、愛であると教えてくださいました。人間はこの世に誕生する時の第一声は愛なのだとわかり、感動し、希望を見出します。愛を表した時を取り戻していけば愛に生きていけます。男女の間には悪魔が介在しているとは常に見えることであります。存在忘れ、人間とし最も大切な愛を経験し人間の本質を学び、取り戻していく経験ができる、いだきのことも遠のき、世の中がどうなっても世界が危機になっても自分たちが良ければいいと生きていく状態は異常としか見えません。まわりが反対すれば理解してもられないと恨み、理解してもられるように頑張り、挙げ句の果てには疲れ果て、続かなくなるという、悪魔が介在した男女関係にある人に何を言おうが、かすりもしないと、お手上げと感じていました。色々な経験をし、痛い目に遭うことなくしては気づくこともないのかと残念に思い、関わらないことより答えがないと考えてきました。先生も3年保たないとおっしゃっていましたが、そのように感じます。先生は奥様との出会いのことから、射程距離が長い出会いが出会いであるとお考えだとのお話もしてくださいました。人間は飽きてしまう習性があるので、いずれ駄目になる関係を作ることはしないとお聞きし、人生を考えることを真剣にしないと悪魔に介在された男女では、ハマりきってしまうということも見えるようにわかります。日本の夫婦関係は世界からみたら異常であることも当然のことと考えますが、そうなる現実も悪魔が関与していれば当然の結果と受け止めざるを得ません。この状態を解決し改善することは、私には考えることもできないことでした。
3回目の講座の時に、昨夜から浮き彫りとなっている子宮の悲しみと自分の頭のおかしさを改善したく、先生に質問させていただきました。その後の先生のお話を伺い、過去は完全に終わり、全てはどうでもいいことと生命でわかりました。今日を持って過去を精算し、封印された神あらわる世界で生きていくと自ずと生きる道も方向も決まりました。封印された神のことを語ってくださる先生を前にし、過去に囚われたり、余計なことに囚われていることは一切してはならぬことと、生命でわかり、一気に異次元に飛翔し、生きる世界も次元も変わりました。やはりジェンダー講座は世界が変わる講座と畏れ入ります。
先生から封印された神についてお話をいただきました。プラトンの書かれた「饗宴」に書かれているエロスの神に近いとお聞きしました。エロスは恋の神であることをお聞きし、封印された神あらわれた東北の地にはそのエネルギーがあふれているとおっしゃいました。人と人が生命交流する恋の神あらわれ、これからは男女の関係に神がはたらくのだと見えた時、人間の生き方も歴史も変わり、人間とし幸せに生きていける時代となると見え、希望を感じます。
愛麗花ちゃんには「華」があることが大切とのメッセージを常に送っておられることのお話から、そのメッセージを何度も声を出して私達に伝えてくださり「自分が正しいことをしているなら顔を上げ歩くこと、言うべきことははっきり言うこと。深呼吸をし、姿勢を良くすること。どんな時も美しくあること」と先生の御声と言葉が心に届きます。赤子の産声こそ、華であり、いだき講座にて生まれ付きの運命を解放していただき、母の胎内に発生した瞬間の光を取り戻す、その光は華であります。エロスの神現る今、華ひらく人生を生きていける時代です。美しく生きることで平和を創れるのです。過去の重しや余計な囚われを悩むよりも、美しく生きることに時間も労力も使うべきとは自ずとわかります。過去は終わり、美しく生きる事に尽くします。たくさんのお話をお聞きし、生きること、愛を学びました。そして人生は変わります。ありがとうございます。
ジェンダーが終わると、スタッフが青森の屏風山のスイカを家に届けてくれました。再び、東北センターに戻り、残って居るスタッフと一緒に頂きました。美味しいスイカをいただきながら、色々な話をしました。全ては気づきと新しい真の人生を生きる会話です。ここは盛岡であると気づき、一ヶ月前の盛岡での「高句麗伝説」の時に幽霊ばかりが見え、大騒ぎしたのは小学生の時以来と話していたことを思い出します。私の頭が反対に物事を見るようになった頃です。よく考えると、盛岡の「高句麗伝説」の後は、小学生の頃のことをよく思い出します。同時に、右が左であったと気づき、左が右であったと気づく夢とも現実ともつかないことがよく起こります。今まで上と思っていたことが下であったりと気づくことも多くなりました。ひっくり返っていた世界で生きていた体の感覚、皮膚感覚が変わり始めていることを感じ、驚くばかりです。そして私は自分のことに関する時、反対に解釈をすると気づき始めました。「世界を変える」と本音が生まれた小学4年の頃、瞬時に「女で生まれたし、三鷹で生まれたので、できる訳がない」とそれこそ封印してしまったのでした。すっかり忘れ去り、先生にお会いしてからもしばらく思い出すことはありませんでした。先生から、3歳の頃生まれた本音、10歳の頃生まれた本音で人生は決まるとお聞きしてから、10歳の頃のことを思い出そうとしてきました。3歳の頃はよく覚えているのに、10歳の頃のことはすっかり忘れていました。ある時、アレルギー体質になったのは10歳の頃であったと思い出し、内面をたどりました。突然「世界を変える」本音を抑え込み、閉じ込めた瞬間のことが蘇りました。次第にアレルギー体質が改善に向かい始め、今ではアレルギーにより困ることはなくなりました。本音を取り戻したことで体質が変わりました。その時、生命の内に生まれた芽はどんなに押し込めても、忘れ去っても、生命の内にはあり続け、出会いにより引き出されるとわかり、人間の生命のはたらき、生きるということの素晴らしさに感動し、いだき講座の紹介文にこのことを詩に表しました。この詩の英文を読んだインドのシーク教の指導者は真理をわかっている人の詩であると直感し、確かめたいお気持ちで先生と私に会う為に日本までいらしたのでした。真の言葉は世界に通じていくことに喜びを感じた出来事でした。
封印された神あらわれた弘前での「高句麗伝説」の翌日の盛岡での「高句麗伝説」では隠してきたことも浮き出てきました。とても変な表現ですが、私は女であることと自分の出自を隠したく、生きていたのです。外へでれば痴漢に必ず遭ってしまい、女であることを隠そうとしてきました。先生が今日お話された「色」という表現がありましたが、当時通っていた宗教では「色」があるので、男性がついてきてやられるのだと言われ、色をなくすようにと指導され、毎日祈祷をしていました。今ここで書いているだけでも笑い話のようですが、当時は大変な悩みでありました。先生は「色」は良い言葉と教えて下さいました。やくざが使うようになり本来の良い意味とし使われなくなったと知りました。私は色という言葉は嫌いでした。今日は正確に理解でき、過去の嫌な経験を表現することができます。嫌なことは隠したくなるのですが、先生を前にし、全ては素通しとなり、浮き彫りとなります。そして何もなかったように消えていきます。過去を精算できました。
色、恋、エロスの神と、ひとつひとつの言葉は、まるで違う意味となり、希望の光となり、新しい光とし生命に注がれました。過去を精算でき、新しい人生がはじまります。平和を作れる人生です。皆で屏風山のスイカをいただきながら、自然と過去を整理できる会話となり、とても愉しく豊かな時を過ごしました。母の命日でもあり、皆で愉しくスイカを食べていることを亡き母も喜んでくれているのがわかります。自分が食べるよりも人に分けることを喜ぶ母が共に居るようでした。先生に出会えた人生にただただ感謝します。
8月1日の三鷹でのコンサートではエロスの神を表現できれば。。。とのお言葉に未来が拓かれます。この日の午後1時半頃より3時半か4時頃まで、東京カフェ高麗屋にて、「愛麗花ちゃん、スペシャルデイー。かき氷アンドクッキー」を開催します。華のある美しい愛麗花ちゃんのかき氷、クッキーをお楽しみにいらしてください。心よりお待ちしています。ありがとうございます。