弘前から盛岡へ
盛岡の高句麗伝説コンサートを、ありがとうございます。日中は、弘前公園を散歩し、30人くらいの人が一緒に住んでいたという、江戸時代から続くお城の北側にある古い家屋を案内してもらいました。天井の梁が、太くまっすぐでとても立派です。人が脈々と生きてきたことを肌身で感じる家です。公園は緑が美しく、立派なイチョウの木があり、生命みずみずしくそのまま私の生命と通じています。盛岡での、高句麗伝説コンサートではアナログシンセサイザーの不思議な音がクリアに聞こえます。高麗さんの詩の言葉は、真実の表現です。私が眠くなるときは、世の中の真実でない表現に塗れていて、真実をわからない状態になっているのかもしれないと考えました。真実がわからない生き方は、生きていても仕方なく耐えられないことです。大いなる存在に受け入れられ、飛翔するこの時代を、宇宙の中心で生きるのが人間となれば、新しい人類史を作るよう生きていけると聞こえ、畏れ多いばかりです。ありがとうございます。