人間になれ
大好きな5月も終わりました。5月最後の日は、窓辺に木々の緑が輝く武蔵野の会場での先生のコンサートを経験させていただき、過去をひきずり、過去の延長上にある人生は終わりました。6月からは真に新しい人生のはじまりです。
「これから」というコンサートメッセージからは「人類の未来のことを考え、今日に至っています。」との先生の表現に人間としての生き方を宣言され、示されたと感じました。先生がメッセージにても表現してくださいましたが、人類の未来は自分とは無関係と数え切れな人の拒絶にあい。。。とありました。真にと同感します。そして「今までと同様に反応する命ある方々はどのようなこれからになるのでしょう。気にはなっても振り向くわけには参りません。ただ「これから」をあらわし実現していくことに集中します。今まで以上の幸せを実現し、今まで以上のエネルギーに満ちた人生をひたすら創り続ける「これから」です。今日の幸運を活かしてください。」とのメッセージをお聞きし、覚悟を決めたのでした。人類の未来を創る以外にこれからの人生はないと感じたのです。今日は、とても体がしんどく、コンサート前にビデオ講演会をさせていただきましたが、お話することがやっとの状態でした。昨日のコンサートに続き、未来に向かえない要素がたくさんあるのだと自覚しました。今日も、真剣に聴かせていただくことを心にしました。
深いピアノの音色と響きは、面にあらわる歴史と真の歴史を語り、人間の心の奥深いところを表現してくださっている深い音でした。パイプオルガンの音色も深く、神々の歴史を見る思いでした。突然、生命の内にある重しが抜けたことが見え、音まで聞こえ、体が大きく変わりました。血が通い始めました。全身がぬくもりに包まれ、どこまでもやさしい音が人間であることを取り戻してくれます。人間になれ、とただそれだけを繰り返し伝えてくださっていると感じ、申し訳ない気持ちとありがたさに頭が垂れます。第一部は私にとって「人間になれ」とのメッセージを受けました。
第2部は「宇宙から」です。
宇宙から注がれ生命の内に交わり、愛を実現する無尽蔵なエネルギー。我々は誰一人として孤立してはいません。文明社会と云われる、実は非文明社会が一人一人に孤独感、孤立感を醸成してしまいました。内側に注がれる無尽蔵な宇宙からのエネルギーをとくとお感じください。時により、生あるままで進化とも呼べるようなことが起こります。あるいは突然目覚めて自分を取り戻すことなども日常的に何度もくりかえし良き人生を自覚します。よく目を覚ましてたくさんのエネルギーを受け取ってください。大事な時は眠ってはいけません」
はい、と受け止めます。宇宙から注がれる無尽蔵なエネルギーを受け生きることがこれからの人間の生き方と経験させていただきました。非文明社会が孤独感、孤立感を醸成してしまいましたとのメッセージは悲しいことですが合点がいくのです。犯罪が起こることも、孤立によることが大きな要因と常日ごろ考えてきました。人として生活ができ、生きていければ、こんなに酷い事件が起きないだろうにと考え、空間が愛、希望に満ちることをなんとしても取り組んでいきたい気持ちで生きています。自分自身も自分勝手になったり自己中心的に生きていると、おおいなるはたらきかけを追い払い、宇宙から注がれるエネルギーもシャットアウトしていると見えます。体では明らかに生きていけないことがわかる状態となります。人間は自己中心的には生きていけない存在とわかります。先生の演奏をお聴きし、頭の真ん中に自己が見え、この自己は宇宙の中心ではなく、自分の頭の中心ですので、とても小さな偏った世界に自分の生命を押し込めているように見えます。ここで人生を考えても意味がないとはよくわかります。人生とは言わないとは明らかにわかります。私の表現では気が狂うと表現したい状態となります。生き場がなく、誰にもわかってもられない苦しみにもがくのです。過去の様々な判断、決断したことを思い出し、考えました。悪いことをしたと感じるところがありながらも、その時はいつも精一杯でやむを得なかったとも感じるのです。このようなことをいくら考えても曖昧さが気持ち悪く、過去には答えがないと身をもってわかります。過去は取り戻すことはできず、これからの生き方にかかっていることは重々承知しているつもりですが、ふとした時に過去に戻り苦しくなります。どうでもいいことを考えているから苦しいことに気づきます。大切なことは人類の未来を考え、創ることとは身をもってわかりました。それ以外に何を考えても実行しても虚しいだけで、良いか悪いかという次元に留まってしまいます。全てはどうでもいいことであり、過去はいらないとふと言葉にした時、全てご破算になっていく音が聞こえました。子供の頃、算盤を習っている時にご破算に願いましては。。。と言うと同時に算盤をご破算にしたことを思い出し、過去はご破算にすればいいだけ、と簡単なことであったと初めて気づいたように目が覚めました。いだき講座にて運命を改善していただいているので、過去を清算すると決めれば良いだけであったと簡単なように感じられますが、過去を清算するとは通常はあり得ないことであります。奇跡なのです。が、経験させていただいているのです。世俗の人生は過去に囚われ、過去に戻され。。。と変化することも成長することもなく、ましてや今日のメッセージにありましたように、「時により生あるままで進化とも呼べるようなことが起こります」など起こりようがありませんが、いだき講座を受けた私達は、人間の本質に目覚め生き始めれば、進化することもできるという希望を抱きます。これからは過去を脱ぎ、今日のメッセージ通りに生きるより生きていけないと生命をもって経験しました。
私には先生がこれからの生き方を宣言し、示してくださり、宣言した限りは、世の中全般が宣言されたようになっていく時代の幕開けと感じました。昨日の三鷹でのコンサートにての「新しい「時」という流れに乗らずしてこれからの人生は一言も語れません」とのメッセージが蘇ります。新しい「時」は人間としての必要な要素をひとつひとつ満たしていってこそかつてない未来を生きてゆきますとの表現も思い出し、今日の第一部では「人間になれ」と言われ続けた経験となり、人間とは何かを教えていただきました。過去をひきずり生きるなど人間ではないとわかりました。人間は未来に向かい生き、皆が生きていける世界を創造していくのだとわかります。
先生あらわる時代は真の人間が生きていける時代とわかります。今までのように自己中心的な人は生きる場を見出せず、気が狂うとも見えました。我が身でも自己中心となる頭を自覚すると気が狂いそうに苦しかったので、今後は自己中心的に生きることはやめずしては生きていけない時代となるのだとわかりました。先生のコンサートで実体験させていただいています宇宙から注がれる無尽蔵なエネルギーを受け、宇宙生命となることがこれからの人間としての生き方とわかる経験をさせていただきました。6月は先生の誕生月です。過去の時代は終わり、6月からは、先生の時代と感じました武蔵野でのコンサートでした。一切の過去を脱ぎ、未来へ向かい人間として生きる真の人生をはじめます。ありがとうございます。