6月
応用コースに向かう前、全く知らない方にコンサートをお伝えすることを考えていました。前日偶然出会ったグルテンフリーの米粉の食パンを販売するその店はパンのシールから八王子と知り、HPを調べ何かを感じたのです。体が動くまま二度目に行った時は、催事場には販売終了か既にいませんでした。いつもであれば諦めるのですが、狛江のEVで偶然八王子の知人に声かけられ府中と近いと知り、なぜか嬉しくなります。思うままに先程、HPからコンサートのご案内をし、同時にいつも断られるけれど気になる友人にも心思うままメールを送りました。結果は分かりませんが、偶然買った米粉パンから出会いがあればいいなと思います。
6月最初の応用コースでの先生のピアノは、なぜか涙が溢れます。さざ波のように引いては打ち返し、繰り返し響き渡るものは水に洗われ、流され清められ新たなる誕生を生み出す光の海と見え、涙溢れるのです。先生が具体的にお話しくださった内容は、私の中の固定観念を根底から覆すものでした。状況に合わせた提案は、これからのビジネスに必須と見えます。心と心が触れ合う場所がなくなっているとの言葉に、涙がまたしても溢れます。以前私が初めて親元と馴染みのある千葉から、一人相模大野に引っ越した時に強く感じて寂しかったのは「よそ者」という空気でした。先生にお伝えすると、「場所と言うより空間を創りたいんだね」との言葉が蘇ります。朝起きて、高台のベランダから見える数えきれない部屋の窓を眺める度に、どれだけの方たちが一人で「よそ者」と心に抱えているのだろうと考える時があります。空気を動かす。風を巻き起こす。先生の言葉に希望を感じ、光の風を感じる今、私自身の動きを掴みます。
応用コース終了後、高麗さんにお声がけ頂き嬉しかったです。そしてロシアに旅立たれる前に、直接高麗さんに高麗倶楽部の入会をお伝えでき、やっと今がきました。先生、高麗さん、そして他の方たちが新しく動く6月に、私も一歩踏み出せたことに感謝します。ありがとうございます。ロシア、ニューヨーク、お気をつけて。お帰りをお待ちしております。