KEIKO KOMA Webサロン


昨日に続き、京都事務所での「存在論」「死について」の経験により、4月19日迎賓館でのコンサートの時の演奏とお話から深く考え始めたことが、先生の表現により「ただ一緒に居る」との状態とわかりました。言葉に表せば、この表現から多くの人は人それぞれに想像してしまうと考えますが、ただ一緒に居る、ということを今日の「存在論」での空というお話からわかると、人間としての修行を極め、存在をもないという状態なのだということに驚くばかりでした。恥ずかしながら、しばらくわからずにいました。が、「無」という状態も在るとの先生のお話から思い出す経験がありました。先生にお会いした頃、私は霊魂をよんだり、全体を調べた時に、先生から「無も無という状態がある」とお聞きし、大変驚きました。確かに無という状態があるので、よべたのです。無でさえもない状態を先生は経験されているので、このような事がわかることにも大変驚きました。ただ一緒に居るとは、無も空もない何もない状態であるからこそ、人の生命と完全に一体となってしまうのだとわかり、畏れ多いばかりです。

日本について、法相宗のお話から三島由紀夫さんのお話は大変ショックでした。三島由紀夫さんの事はいつお聞きしても、今尚鮮明に残る自決した日の衝撃からも、また自分で調べ、事実を知る時もショックですが、自決する前夜もいつものようにお父様にご挨拶をされ、いつものように出かけられたとの事は、その事実より知らなかったことに今日は驚き恥ずかしくもありました。私は東京では首都高の外苑出口を利用していますが、そこを通る度に三島由紀夫さんが自決された当日にこのルートを通っていたことを思い出すのでした。外苑を通り、市ヶ谷へと向かったことを知った時から通る度に思い出すのでした。いつもと変わらずにいれたことは、空という状態を極めておられた故と先生からお聞きし、とても衝撃を受けました。いつものようにお父様にご挨拶をされ。。という事実より知らず、その背景にある思想や、生きる姿勢まで理解できない事に、大きく欠けている何かを感じ、とても恥ずかしく感じます。お父様が気づきもしなかった程にいつもと同じであったとは、空を極めているとの先生のお言葉に衝撃を受けました。全てにおいて今日の存在論は衝撃が強く、存在とはを考えました。「死について」の講座にて答えを見いだしたく、死についてのお話を聞かせていただきました。我は輪廻するとお聞きし、我が強い私は、苦笑いするよりないのですが、世界を平和にと願う我が強く、また本音であります子供達が生きていける良い社会を創りたい我も強いので、実現すれば我が消えるという希望を見いだし、我がなくなるまで、実現に向かい生きていくことが答えと行き着きました。そして「一瞬でも在る」という表現から目が覚めました。私は最近一瞬の隙が生命取りと感じる経験をし、一瞬とて隙なく生きることを真剣に取り組み始めたのです。思いを巡らしながら何かをしていると隙が生まれることは四六時中してしまっていることです。止めると決め、一瞬一瞬をちきんと捉えていけるように足元を見、心静かに行動することに努めています。折しも、お茶室が出来てからは、自然と心静かに動けるのです。意識せずとも無駄なく、静かに行えるように工夫していると生命の内から喜びがあふれてくるのです。美しい動きは心地よく、大宇宙の中心である生命を体感でき、とても良い状態で過ごしていけます。反面、お手伝いくださるスタッフは、自分一人で居るように、ガチャガチャと大きな音を立てて支度をしている様子に普段の我が身を見る思いで、改善せねばならないと強く感じました。人が居るのに居ないが如くに振る舞うことの勝手さを思い知り、普段から静かに確実に無駄なく行動することを練習し始めました。お茶室では自然と静かに振る舞えるので、普段の空間もせめてお茶室の空間のように、宇宙と通じ、綺麗にすることも努めています。一瞬を意識的にでも捉えようと努めていた今、先生から「一瞬でも在る」ということをお聞きし、意識的にすることの緊張も型も全ては壊れ去り、合点がいき、大変目の前が拓かれました。「今ここで」よりないとのお言葉に、光を見ました。先生は「今ここで」を即興演奏により表してくださいます。私達は先生の即興演奏による一音一音を聴かせていただくことで、何もない状態を目指すことができます。死んだ後に輪廻しない人が増えることがこの世が良くなることとお聞きし、我を残さないように、先生の即興演奏を経験させていただき、世界の平和を実現することに人生を賭け生きると、「存在論」と「死について」の深いお話をお聞きし、今後の生き方が決まります。言葉に表せば、今までと同じことを表現していますが、「存在論」でのお話、その前の「ただ一緒に居るだけ」という表現に表していただく、人間とは何かの要のお話をお聞きした後は、状態は全く違うのです。

三島由紀夫さんが生命賭け訴え、予言したことが起こっている今、日本は落ちるばかりで大変危機にあるとお聞きし、今日も日本の危機を身に迫り考えます。この現実の中で、新しい流れを創ると先生がおっしゃることが唯一の手がかりであり希望であります。

すでに今日となりましたが、いよいよ「高句麗伝説」本番です。無事に開催できますことよりありません。ありがとうございます。

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NPO高麗 迎賓館にて
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