KEIKO KOMA Webサロン

夜空の三日月


薄い三日月が美しい夜空です。
先生のお話をオンデマンドで何度も聞かせていただいています。素晴らしい本は何度よんでも新たな気づきをもたらしてくれますが、同様に先生のお話も何度聞いても新しいです。ありがとうございます。
お話をうかがって、このところいらついていた原因が、違いと差のお話で腹落ちしました。考え方が違うと表現する時、そこには対立しかなく、遮断されてしまいます。考え方に差があると表現すると、その差はなんだろうか、どこから来ているのかと相手を理解しようとします。違うと断定することで次に進むことがなくそこで終り。その先には戦争しかありません。そのことが身近なところからわかりました。
狛江のコンサートの際に、始まるとき、終りの時の無音の時、音は聞こえないのですが、身体の中には響いてくることを経験しました。間の中には色々なものが存在してるのだと思います。私はお花やお茶のお稽古に長年通っておりました。素晴らしいと感じる他の方の作品は、間が美しいのです。そこしかないという場所に、枝が良い長さ、角度であること、そこになんとも言えない間合いがあります。お茶も先生の所作にも、なんとも言えない自然でゆったりとして美しい間合いがあります。流れるようであり無駄がありません。歌舞伎も名人はふすまがあき台詞がない無音の間があり、一瞬にして劇場の空気が変わるのを見ました。日本文化は間の中に存在があることを色々な表現方法で明らかにしてくれます。俳句も短歌もすべてそうだと思います。

先生が退院され、一年。いつもありがとうございます。後藤美香

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