存在

存在論と応用コースというスペシャルな講座を経験させて頂き実家に帰って来ました。明日からの叔母宅の整理に行くにあたり荷物の振り分けを考え焦った気分になっておりましたが、応用コースの先生のピアノの演奏に集中していると、ある瞬間から腹が決まったといおうか焦りや不安は無くなりやればいいだけと心静かになれました。存在論、応用コースの先生のお言葉は今の自分にとりまして全て糧となっています。亡くなった方は戻ってきませんが、遺品整理をする事でけじめがつくように感じています。自分が1番最初に働いた高齢者の施設は最上階に畳の部屋があり仏壇があったかと記憶しています。身寄りのないご利用者や施設での葬儀を希望される方が亡くなられると畳の部屋に安置し職員がお顔を見に行ったりしていました。ご家族の中にはお父様が長く利用していた施設から斎場に向かうのが供養と考えられ、生前のお父様についての手紙を息子さんが読まれていたのが20年経っても心に残っています。いろいろな施設で働きましたが、畳の部屋があり希望があれば葬儀できたのは最初に働いた施設だけでした。講座で先生の一貫した在り方を学ばせて頂き明日から淡々と整理に取り組みます。ありがとうございます。