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迎賓館コンサートは人生において特別な機会


比叡山は雪かちらつく天気でした。久しぶりに迎賓館でのコンサートを開催するにあたり、不安がある事をずっと考え、整理しました。何がある訳ではないのに、不安を感じていました。先生が丁寧に淹れてくださいましたお浄めコーヒーは、格別なお味でした。深く神々しいお味で、もはやコーヒーとは言えない特別なものでした。心身浄められます。迎賓館でより経験できない経験は人生には必要であるとしみじみ感じました。今日はコロナ禍以来、久しぶりに観光バスにて皆様を送迎させていただきました。近隣の目がいつも気になる迎賓館ですが、無事に開催でき、ありがたいです。華やかなお召し物を身につけた方々がお越しくださり、神様に会いにいらっしゃるように、特別のお召し物を身に纏い、お越しくださるお気持ちがありがたいと同時に、本来はそうである人間の習慣と考え、大切な習慣を行える機会がありますことがありがたいと感じました。女性であれば髪のセットから着物の着付けは大変な時間と費用がかかると思いますが、神様に会いに行くなら、最高のものを身につけ、最高に美しく会いに行くことを考えますと、その機会がある人生は素晴らしいと感じます。迎賓館はそのような場所であることに大いなる働きかけを感じます。

演奏が始まり、どこから音が出てくるのかわからないほど、空間に音が鳴っています。この音をなんと表現したら良いかを考えても的確な言葉が見つけられません。どのような言葉にもなり、どのような言葉も違うように感じます。愛であり光であり宇宙であり、玄でありと、全て在る音です。全て在る音を今は表せないことを感じ、今後の課題になります。休憩の後の先生のお話で不安を感じたりイラつくのは小腸の問題とお聞きし、やはり小腸を整えていかないと不安は解決しないと考え、その後の演奏はずっと小腸を感じながら聴かせていただきました。不安がそのまま現れました。真っ暗闇の中で一人でいる感覚に襲われ、子供の頃から感じていた暗闇の中で不安と恐怖に震えている感覚となりました。ここは迎賓館であり、先生がおられピアノを弾いてくださっている現実を必死に受け止めようとしました。あるがままに身を任せていると、高句麗の滅びの時の闇が見え、闇に覆われ、絶望の淵に落ちました。そのまま受け容れ、ピアノの音を聴かせていただくと、闇の幕は閉じました。この世という人生劇場で嘆いたり、苦しんだり悲しんだりしてきた一人芝居は終わりました。真の自分を宇宙空間に表す人生の始まりと感じた時、幕が開きました。人との別れや終わりに向かう人生が悲しく恐怖を感じていましたが、今ここに居れば終わりも別れもありません。ここで生き、真の自分を表していく幕開けと感じた時に演奏が終わりました。迎賓館コンサートは、趣旨にご賛同いただき、ご寄付をくださった方々にお越しいただいていますので、周りの人のことを気にせずに、真正面に自分と向かい合える場です。館毎、ピアノの音になっていますので、先生と向かい合い、現る自分を受け止め、変わっていけるかけがいのない経験ができる場です。迎賓館コンサートの機会は人生において必要な機会であるとしみじみ感じました。これだけきっちりと自分と向き合う機会は他では決して得ることができないと分かります。人間が人間となることが世界が変わることですので、迎賓館コンサートの経験は世界平和を実現すると分かります。かけがいのない経験をさせていただき、心からありがとうございます。夜の語りの機会にも感謝します。表現が先を作ると考えます。機会があるので、気づくことができ、変わることができます。ありがとうございます。

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