尊い場
東京高麗屋に出直す気持ちで向かいました。今までの延長ではなく、新しく始める気持ちで高麗屋を開けさせていただきました。今朝はいだきをはじめた頃のことや、コンサート活動がはじまり、生まれて初めて訪ねた地にてたった一人で知り合いもいないところで、人に出会い、いだきを伝えたことを思い出しました。何ひとつあても手がかりもなく、身知らぬ地へ行き、コンサートチケットが一枚も売れなかったらどうしようと不安になりながらも動くよりなく、歩きはじめ、人に出会い、いだきを伝え、気づけばチケットが完売するという奇跡を見る展開に夢を見ているような気持ちになったことを思い出します。今、経済のOSが玄となったとお聞きしてから、私には生きる土壌がいだきになったと感じ、いだきを伝えながら開拓した地がいだきになったと考えると、これからは愛の芽が育ち、実りをうみ、美しい花が咲くと見えるのです。今こそ真に力を発揮し、人や社会の役に立つはたらきをし、真の花が咲く未来を作りたいと望みます。高麗屋でのコーヒーセレモニーはお一人お一人が真の自分を見出し、創造的になれる機会となればと考え、させていただいています。今日も先生が特別焙煎してくださいましたコーヒーを先生の新作器に淹れさせていただくと、正に、玄と感じる世界が器の中で広がっていました。暗闇から光が生まれ、新たな光の世界がひらかれ。。。また光が生まれ。。と繰り返すのです。そして現れたのは私が好太王ブルーと呼んでいる色があらわれ、歓声をあげてしまいます。飲んで楽しく見て楽しい先生の器です。お茶室から運んでいただきました高句麗壁画のような美しい器を皆様と共に見させていただき、共に喜び、涙し、感動し合えますひと時は人生の宝と感じます。心が豊かになり、ぬくもります。こんなに豊かな時を過ごせます人生に感謝します。
語り合いもとても内容の深い尊い機会です。自ら気づき、抜け出し、道を見出していけるかけがいのない機会となっています。今日の大福もおいしく作れました。自分でいただいても元気がでてきました。ありがたいことです。
レバノンからのオリーブオイルが届き、無事に12月2日の先生のピアノコンサートの音を聞いていただき、明日は販売させていただきます。イスラエル軍の攻撃を受けた地ですので、今年も収穫ができないと思っていましたが、無事に日本にお送りいただきました。見た目にも美しいオリーブ色で、いただくと豊穣なオリーブの豊かな味わいでした。爆撃を受けたので、瓶での販売はできませんが、缶に入れての販売とさせていただきます。大変厳しい状況にありながらも日本にお送りいただけましたことに頭が下がります。どのような時もはたらき続け、手を打ち、状況を乗り越えていくことの大切さを教えていただきました。とっても美味しいです。是非お召し上がりいただければありがたいです。
明日は今年最後の東京での応用コースです。大変楽しみです。皆様と共に経験できますことを願います。満月がとても美しい夜です。励まされているようでありがたい気持ちになります。ありがとうございます。
