復活

この日を目指し、迎えた１１月２８日「高句麗伝説」です。晴天に恵まれ。雲ひとつない青い空の下、黄色に染まる銀杏並木を通り、狛江の会場へと向かいました。いつもエコルマホールのロビーから見える夕焼け空はドラマチックで。美しいです。今日はいつもの空とは違いましたが、歴史的な空と私が表現させていただく夕暮れ時の光景を見、「高句麗伝説」開催の意味を示され、開演を待ちました。先生が淹れてくださいましたコーヒーの神々しい美味しさが生命に染み、体があたたかくなり、本番へと臨めました。青い風が吹きロマンの香りがする音楽が流れ、素敵な音楽に心動きました。「ロマンの香り」と詩を詠もうとした時、可愛い声で歌う詩が聞こえてきました。リハーサルの時には全く聞こえませんでしたので、意表を突かれ、とてもうれしい驚きに、心喜び聴き入りました。最近書かせていただきました詩と気付き、高句麗の春が訪れたことに心ときめきました。美しい春の歌は素敵な空間を作り出してくれました。その後は音楽から見える光景を詩に表すことで必死であり無我夢中でした。炎の映像が見えると共に、勇ましい戦の音楽から立ち現れた智将乙支文徳の存在は有無を言わせぬ迫力をもって「武力ではなく、生命ひとつに生きる力に勝るものはない」と全霊で示してくださいました。隋の戦支度は前代未聞と言われるほどで、軍糧や武器を運ぶ行列は日本の東海道全長に等しい長さであったと記されています。随は２００万の大軍であり高句麗はわずか一万であったのです。知恵により勝利したことが書かれた物語を以前読んだ時に深く感動しました。韓国にまで乙支路という名前がつく通りがあるほどの有名な伝説の将軍です。魂復活した今、会場全面に立ちあらわる大きな存在でした。衝撃的な経験でした。すべての存在あらわれ、宇宙の生まれる３段階前あらわれ、宇宙、多次元、さまざまな世界を経験し、永遠なる魂が存在する経験は世界も時代も変わるということを生命をもって経験しました。今日は五女山城へ行く９９９段の階段を一段一段登っていく光景が見えてなりませんでした。日本で確実に新しい世界を作っていくことは９９９段の階段の一段を登っていっている歩みとなるのだと考えますと、喜び生まれます。内面がもっともっと解き放たれ、愛に生きて行く時、取り巻く環境は変わっていきますので、真の自分を活かし輝き生きていければ、社会状況も変わっていくでしょう。一段一段階段を登るように日々活動していきます。アンコールの「父」の詩では皆様が手拍子を打ち続けてくださり、一緒に五女山の階段を登っていくようでした。心あたたかく、夢の実現へと向かう夢を抱くことができ、うれしいです。地に埋もれていた魂も蘇る今、日本中の魂復活し、皆で五女山に向かうのだと見え、これからの活動が見えてきました。次元を超え、宇宙まで飛翔でき、最も生命躍動し、魂震える音楽を聴き続けた生命は、とてもロマンあふれ、愛に満ち、豊かです。今もずっと音楽に抱かれている体感です。ここで生きていければ最高に幸せです。世界中の人が生きていける世界です。魂は復活し、新しく生まれ変わっています。私たちも新しい人生を生きていく時です。ウクライナの方は新しく生まれ変わったようだとおっしゃっていました。いつもながら言葉は通じなくても先生の音楽によって心通じ合えることがうれしくありがたいです。先生がおっしゃってくださいました「玄」を経験しました。高句麗の暮らしの中で経験しました。玄は復活したのです。感無量です。先生を武蔵の国にお迎えでき、と詩をよもうとすると胸の奥深くから涙が突き上げてくるのです。どれだけのことでしょう。言葉によっては表し尽くせぬ感謝と喜びが全身を駆け巡ります。天を断ち切られた悲しみははるか彼方と通じ、光に溶けていきました。今年最後の高句麗伝説は玄の復活となり、新しい時代を生きる新しい人生のはじまりとなりました。皆様と共に経験でき、心からありがとうございます。

明日は高句麗伝説の後の上映会と語りと語り合いがあります。良い機会に感謝します。ありがとうございます。