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魂震えるメッセージ


  1. 第一部「玄」

「玄」は本来奥深くて目に見えない世界をあらわす漢字です。
古代中国では「玄」は黒よりもさらに深く、
青みをおびた紫をあらわす色の名前でした。
夜明け前の深い空とか、宇宙の奥の色と同じイメージで使われました。
そのため「玄」は光が生まれる前の深い静けさを象徴します。
物事が形になる前の「最も根源の状態」
つまり全てが生まれてくる源の前段階。
老子の思想では「名付けられぬ根源」がまさしく「玄」です。
「玄」の本質は神秘的というよりもっと構造的で、
世界の根っこにある目に見えない仕組みをあらわす言葉です。
例えば「玄人」とは「表には見えない構造を理解している人」のことです。
「玄」は外からは見えませんが、全ての深い源、宇宙の根底にある静かな原理です。
「玄」は内側に向かう深みをあらわします。


第二部「天空」

「天空」は有限の世界が無限へと通じている窓といえるでしょう。
上でもなく遠くでもなく
ひらけた方向性そのものです。
「天空」は音が出る前から満ちている
静かな倍音ともいえるでしょう。
鍵盤に触れていない時、鍵盤を押す前、
そこにはもう「天空」の響きがあります。
聴こえない倍音といってもいいでしょう。
「天空」は「玄牝」が上へひらいた時にあらわれます。
「玄牝」は「源・包容・生成」をあらわします。
「天空」とは空の上ではありません。
「広がりが生まれる領域」そのものです。
空間の中に存在するのではなく、
空間そのものを成立させている原理ともいえます。
内面で生成されたエネルギーを受容します。
皆様の内面では何が育まれ、何を創造しようとしているのでしょう。

魂震えるコンサートメッセージに心ときめき、開演を迎えました。ここにメッセージの言葉を書き出すと、上記に書かせていただいた言葉をそのまま書くことになると気づき、やめますが、黒よりも更に深く、青みをおびた紫をあらわす色との表現に魂震えました。光が生まれる前に深い静けさを象徴という表現にも胸がドキドキします。大変楽しみに聴かせていただきました。パイプオルガンの演奏とピアノ演奏からあらわる世界は「玄」と感じました。この世界が「玄」なのかと初めて経験しているようでありながらも、「高句麗伝説」の時に先生の演奏から見える図形を詩に表す時に心澄まし見る時に見えるおおいなる存在あらわる時や神聖なる世界に見る世界でもあるとわかります。体は後頭部が今日も引っ張られているように重く苦しかったのですが、「玄」の世界に身を置いていると、次元を超えていることがわかります。後頭部の痺れや苦しみはなくなり、心底安堵し、生命すべてがやすらぎました。こんなに気持ちが良いところはないと感謝し、ここが生きる世界と安堵し身を委ねました。過去の経験やパターンから動こうとするので、時間に縛られていると気づきました。過去、現在、未来という時間がない世界を「玄」の世界により経験し、生命全てが生きていけるとのびやかに自由になりました。大変癒され、やすらぎ、2部を迎えました。「天空」というメッセージも心ときめきます。倍音から天空を表現してくださることも素敵と感じ、倍音を聴こうと心澄まします。「「天空」は「玄牝」が上へひらいた時にあらわれます」とのメッセージの内容がわかりたいと望みました。天空の空間では自分の頭に刻まれている過去の経験や、観念が浮き彫りとなりました。生きることの恐怖を感じた時には、自分はどうしたら良いのかと考えました。その時です。ピアノの音はまるで大いなる存在が身近に語りかけてくれているよう聞こえたのです。大いなる存在の声に聞こえ、言葉にもなりました。安心しました。ここでも過去が重しとなり、自由に生きることを縛っていました。大いなる存在の語りかけをそのまま受けた時に、次元が変わり、過去もなくなりました。時間を超えた世界で生きることがこれからの生き方と教えられる経験となりました。時間もない何もないところから何かが生まれてくる空間に身を置き、緊張も気負いもなく、そのまま生きていけるやすらぎを感じます。おおいなる存在と共にあれば、恐怖など溶けていくのです。アンコールのピアノの音も大いなる存在の声に聞こえ、何を語りかけてくださっているのかわかりたくて心澄ましました。とてもロマンチックで牧歌的な雰囲気の心惹かれる演奏に魂の故郷に帰ったようでした。ここで皆で生きていけるなら幸せと感じます。ウクライナの方も大変喜び、私たちの人生は戦争があるので、コンサートの経験が必要と何度もお礼をお伝えくださいました。言葉は通じなくても先生の表現は世界共通です。通じ会えるのです。共に経験でき、大変ありがたいです。いつもメッセージそのものが本質へ向かい成長できる素晴らしいメッセージを送ってくださいます。自分では考える事すら及びませんが、生きる上で今この時に最も必要なメッセージを送ってくださいます。そしてメッセージをそのまま経験できるのです。今日も魂震えるメッセージをそのまま体感でき、夢のような経験です。先生のコンサートでなければとても経験できることではありません。心からありがとうございます。

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盛岡にて 今日は、吹雪です。
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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深煎り五女山