KEIKO KOMA Webサロン

光をも凌駕する音


北上でのコンサートを有難うございます。
第一音から現れたことのない存在が現れた感動と驚きと喜びが入り交じり、要の要に身を置けることに心の奥深くから感謝しました。このような場にいると、今までをどう生きて来たかが明確になって神と共に人間も明らかになっていくことが喜びでした。FAZIOLIのピアノの音質が最高に生きていると感動する音の連続です。音質が次々変化し、違う存在が語り合っているようでもありました。隠されていた北の二つの神は日本の源そのものだったと感じます。そして現れた存在に先生の音によって出会わせて頂くだけでなく、一人一人の身の内に宿るように強固な存在、力となった時、無くしものを見つけたような安堵に包まれました。人間は神とひとつだった強さは、本来誰にも負けるものではなかったと分かりました。日本人が無くした精神が現れ、先生の存在が明確になるコンサートだったと想います。
神をも隠し、美しい人が生きて行けない世俗を作ってしまった人間ではない人間との闘いの時は悲しみ満ちながらも、愛の根幹を経験させていただきました。
二部の始まりからの黒鍵の旋律はただ美しいのみで、その音に触れれば幸せで笑みが溢れるのです。高麗さんが北上でお生まれになった美しい方のことを話して下さるときの言葉と光と優しさが蘇るような経験でした。神を崇め、遠い対象の存在とするのは敬いのようでありながら日本人の在り方ではなかった事にも気が付きます。
人との美しい関係に神が現れることをピアノの音に経験させていただき、この体感で生きると決まります。どのように今日まで生きてきてこのコンサートという節目を迎えたのか。人間ひとりひとりが隠されていた神を前に美しく生きる時を迎えました。
一雫の音が果てしなく広がる光景が目の前に広がっていました。先生のお身体が変化して神々の世界まで光差し現れたことは喜びも驚きも超えています。隠されていた神が現れた空間こそ人間が豊かに幸せに生きる智恵に満ち豊かに生きられる場であることを経験できました。
有難うございます。

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春の雨も夏の青い空を眺める時も木枯らし吹く時もいつも一緒
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魂の復興
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ヤマハホールにて