人として
東京高麗屋さんよりのお写真や、Webサロンへの書き込みを誠にありがとうございます。
書き込みを拝読して、大切なコーヒーをエチオピアからとどけてくださることへの感謝の気持ちと、
もっと美味しく淹れ、大切に伝えていこうという気持ちが湧き上がります。
お客様にとってよりよく、きちんと仕事をすることで人と仲良くなり世界平和につながることはとても希望で、未来への道標と感じます。
昨日は高く清んだ青空が広がり、
祝日ともあってか、お店を開けてから閉店まで途切れることなく流れるようにお客様がご来店くださいました。
お子さま連れのご家族や、地元以外のところからもお越しくださり、ご新規のお客様ばかりでした。帰省中の娘さんと一緒にいらしてくださったご高齢のお母様は、コーヒーがとても美味しいと喜んでお伝えくださり、ゆっくり外をを眺めながらこういうところがあるといいね、と仰られ、
帰り際には“家に帰ってお父さんにもあげたい”とドリップコーヒーもお求めくださいました。その後しばらくして、お店のInstagramのメッセージ欄に娘さんからのメッセージがとどいていました。
“さきほどはありがとうございました。
父が今年の夏になくなり、母に気分転換してもらいたくて連れていき、母はすごく喜んでいました。母は父の仏壇にあげておりますがのちほど頂きますね”とありました。
その後も、いらしたお客様はコーヒーを一口お召し上がりになると、だれにいうでもなく、“あぁ美味しい…”と自然と口にされ、また“なんだか心が安ぎます。平和だなぁ…”とぽつりと仰られる方もいらっしゃいました。お客様そのままのお言葉、お気持ちがつたわり、舞い上がる喜びというよりも、腑に落ちてお腹の底がじんわりあたたかくなる体感でした。
人と出会い自分のことをわかり、心になにもなくはたらき、共に生きる喜びや幸せを実現していきたい気持ちです。
先生、高麗さん、いつもありがとうございます。