意識が主人公
10才の頃、女の子に生まれ「人間らしい人生は無い」と気付いた時の場面が忘れられません。受験勉強で気を紛らわしていくうち、忘れ、おまけに、親の思い通りの結婚をし、第一子が生まれました。が、ここからが大変でした。初めて我が子を抱いた時、世界中の子供の存在を感じてしまい、世界は変わらなければならないと。はっきり意識したのです。
どんなに叫んでも、私はただの女の人です。
呆然と立ち尽くす時、第一音が、まっすぐ、心と身体に光の矢のように飛んできて、こんな音楽があるのかと、何をしてるのかと、確かめるためにその演奏された人に、会いにゆき、生まれたままに生きる始まりとなり、意味というより、いのちのあるがまま生きる事が人生と分かり、やっと本当の人生の始まりを得たのです。
心の奥に押し込められた気持ち、人生、意識にものぼらない本当の気持ち。
呼び覚ますのは「愛」。コンサートで何度も確信しています。
昨日のビデオ講演にて、シリア大使の事が聞けて良かったです。昨年、広島平和公園にて、8月6日、シリア大使ご夫妻をお見掛けしました。会場に入場され歩くお姿が、哀しくもありましたが、高麗さんが出会うべくして出会われているので、頼もしくも感じていました。気になっていたのです。
ありがとうございます。