自然のはたらき
先生のお誕生日コンサートへ向かうプロセスで、「自分が何ができるか、できないか」ではなく、「自分が死ぬまでずっと続けたいことは何か?」と問うたとき、私は、先生と高麗さんに出会って人生が変わった経験を表現していくことでした。
言葉になった後、高麗さんとのZoomミーティングの中でふと浮かんだのが、魚津のお店での“一汁一菜の食事会”でした。ぬか漬けなどの発酵料理教室のあと、旬の魚津の魚や野菜、無農薬のお米を使った一汁一菜の食事を、富山の職人さんの手仕事によるお盆や器で丁寧に召し上がっていただく内容です。継続して続けています。
私にとって最も表現したいのは、先生と高麗さんに出会って生命が助かり、元気に生きられるようになり、起業までできたということです。その経験を、食事会に参加された方々にお話しできること、何よりお役に立てるコンサートのご案内ができることが、ありがたく嬉しいのでした。自分の本当に表現したい要のことをお伝えすると、不思議と相手の方も深いお話をしてくださり、食事会の終わる頃には皆さんうちとけて仲良くなっていきます。
そこからコンサートに参加された方々とはご縁が続き、「生まれてからずっと会えなかった親族に会えました」との嬉しいご報告もありました。一度のコンサート参加で、過去にどうすることもできなかった問題が解決する凄さを実感し、本当に良かったですねと喜び合いました。また昨日は、まだコンサートに参加されたことのない方から「CD『光流』を買ってきていただけないですか?」と頼まれ、通販で注文したCDが届きました。受講されていなくても、先生のピアノを望まれ、その方の生活に自然と溶け込んでいくことに、希望を感じています。
出会う女性の方々の反応の早さ、生命の在り方から、狛江コンサートでの先生のメッセージが浮かびました。自分でははかりしれない自然のはたらきを、先生のピアノコンサートを経験し、日々教えていただいているように感じます。仕事をつくり、関係を育み、先生、高麗さんへと、多くの方々が繋がる道をつくっていきたい気持ちです。
本日は仙台高麗屋さんにて高麗恵子語り、明日は仙台コンサートの開催をありがとうございます。先生、高麗さん、いつもありがとうございます。