盛岡コンサート
先生の力強くお元気なお姿がとても嬉しい盛岡での2日間を心より有難うございました。先生にお会いすると、自分自身の限界や枠組みに気が付きます。先生にお会いできないとき、自分の枠組みを枠組みと認識できずに一生けん命頑張っているようで自分を枠を超えていけない限界に直面していたと今となればわかるのです。
感動のコンサートを有難うございました。コンサートのメッセージをお聞きしコンサートが始まると、ノーベル賞を受賞された山中氏の言葉を思い出しました。人間が存在しなければ宇宙は存在しない、人間が唯一宇宙を探求し生命を探求する生物であり、人間が存在するから宇宙が存在すると言えるのだと。以前開催されたいだきしん先生のコンサートでも山中氏の言葉と類似する人間のすばらしさをわかるメッセージと共にその経験をし、目から鱗が落ちる体験をしたことも想起されました。人間も他の生物と同様に、この自然が生んだ生命体であり、この自然、宇宙に必要な存在としてあることをより深く感じ、感動しました。
また、盛岡の講座の中で「どんなところ、どんな場面にいても、生き抜くこと、生き延びること、道は必ずある」と先生が力強くおっしゃった言葉が思い出されていました。自然環境の破壊、核戦争の脅威が目前に迫り、ニヒリズムに陥ってしまうか、あるいはひとたび生命の危険に陥ればあっけなく生きることを放棄してしまいそうな自分の弱い精神が、銀河鉄道に乗ったことによって、より強いものへと引き上げらたような気がします。人類がかつて大陸からでて海を渡ったように、あるいは地球から宇宙へと出ていったように探求心と行動力によってフロンティアを開拓し続けていることを感じると、この危機的状況下にあっても、生き延びていく道を必ず見つけていく、それが人間であると教えられる経験でした。
第2部は音が頭脳に届き、いつになく集中していました。集中が切れる一瞬、自分がいまどこにいて、何をしているのか、自分の身体に気が付くのですが、またその中に没頭すると、時間が経つこともわからないどこにいるのかもわからない不思議な経験をしました。
銀河鉄道に乗り、人類の目的としての平和へ向かっていることは確信しました。この頭脳を平和のために働かせて行けたらどんなに素晴らしいだろうかと感じます。
心より有難うございます。