自分を活かす
いだき先生、お誕生日おめでとうございます。
そして、いつもコンサート、各種講座の開催、誠にありがとうございます。高麗さんはじめスタッフの皆様もありがとうございます。
京都のコンサートに参加する前日、中東の戦争やガザでの出来事。カンボジアのポルポト政権時代のことについてのネット記事を観ていて、人類はなぜ争い、報復を繰り返したり、むごいことができてしまうのかを考えていました。
一方でメジャーリーグ大谷翔平さんが、報復デッドボールが飛び交う試合で見せた振る舞いに感銘を受けてもいました。
彼自身明らかに故意にぶつけられたデッドボールのあと、決して争わないという態度を示していて、争いを止めるのは「静かな断固たる意思」なのかと感動しておりました。
争い、報復。痛み、恨み。悲しみ。
イエス・キリストを殺した人類と、その後の歴史。
本当のことや真理が、不都合な者がいたのか。
私達の、いのちに覆い被さる負の歴史。
大谷さんのような方が現れているということは、希望があるということなのか。
いろんなことを考えていました。
そして始まったコンサート。
私は、前述したことを考えていたこともあってか、レクイエムに感じました。
どうしようもない悲しさ。それをあまりに優しくつつむ光。
最初の音から涙腺が緩みました。
そこから、次々と内側からの言葉なのでしょうか。
日常考えないような言葉が現れていきます。
自分を活かして世界の平和の一助になりたい。
自分を活かせば、それができるのではないか。
いや、できるはず。
世界にうって出るために、今から何ができるのか。
自分は、自分が頭で考えていたより
大きなことができる。
いのちを活かして、世界の平和の役に立ちたい。
悲しいことは終わりにしたい。
人々を癒すことができるはず。
明るくすることができるはず。
自分の生き方がみえてきました。
目の前のなすべきことを成しながら、
人生の目的から外れないよう、しっかり生きていきます。
そうすれば、大谷さんのように、その存在で平和を表現できる人に近づけるのではないかと感じます。
まだまだ未熟ではありますが、いだき先生が開いて下さった新しい時代を、ともに作っていきたいです。
かけがえのない経験を、ありがとうございます。